鹿児島県日置市東市来(いちき)町湯田の住宅で男女3人が殺害された事件で、
38歳の親族の男を7日午前、緊急逮捕しました。
逮捕されたのは、日置市の無職・岩倉知広容疑者(38)。
殺害された3人の身元も判明しましたが、この家の住民ではなく、岩倉容疑者の叔母とその姉、
そして近所に住む知人の男性でした。この家の住民の岩倉知広容疑者の祖母と父は現在も行方不明。
またしても無職男の親族殺人事件。猟奇的殺人事件に発展しそうな様相です。
岩倉容疑者の顔画像とFacebook、そして気になる動機を調べてみました。
スポンサーリンク
岩倉知広の顔画像とFacebook調査


引用:FNN
鹿児島県日置市の閑静な住宅街で、不可解な殺人事件が起きました。
男女3人が家の中で死亡していたというニュースが報道されてから1日。
容疑者が浮上、緊急逮捕されたのはこの家の主である80代の女性の孫でした。
殺されたのは全て親族。
事件に関係する人物をまとめてみました。
引用:FNN
【登場人物まとめ】
●家の住民
・女性A(岩倉久子さん)(89)(岩倉容疑者の祖母)日置市在住 現在行方不明
社交的で気さく
・男性B(岩倉正知さん)(68)(岩倉容疑者の父・女性Aの次男)日置市在住 現在行方不明
庭の手入れをしていた
●死亡した人物
・岩倉孝子さん(69)(女性Aの長男の妻)無職 鹿児島県薩摩川内(せんだい)市天辰町在住
ハキハキした感じ
・坂口訓子(くにこ)さん(72)(岩倉孝子さんの姉)無職 鹿児島県薩摩川内(せんだい)市平佐町在住
おとなしそう
・後藤広幸さん(47)(岩倉孝子さんの夫の知人)職業不詳 ※親族という情報もあります。
●関係者
・70代男性C(岩倉孝子さんの夫、女性Aの長男)鹿児島県外在住
・岩倉容疑者の母親(少し前まで岩倉容疑者と2人で生活していた)
【ポイント1】
この家には、現在連絡が取れない状態の行方不明である女性Aとその次男Bが同居。
逮捕された岩倉知広容疑者は、男性Bの実の息子なのですが、
同居しているという報道はありません。
追記:
数年前までこの家に祖母と(おそらく両親も)同居していたようですが、
両親は離婚しているとみられ、母親と岩倉容疑者は家を出て二人で同居。
その後から現在までは、祖母の経営する近所のアパートで独り暮らしをし、引きこもっていたようです。
【ポイント2】
また岩倉知広容疑者の母とされる人物が同居していない点が気になります。
離婚しているのか、死別しているのか、
この母親の影響が、岩倉容疑者の人間形成に深く関わっているような気がします。
4/12追記:両親は岩倉容疑者が幼い時に離婚。
2歳年下の妹は母親に、岩倉容疑者は父親に育てられたようです。
両親は離婚しているようです。
【ポイント3】
家の住民二人の安否は?
殺害されている男女3人は、住民二人の安否確認をするために、女性Aの長男の指示により
この家を訪れ、岩倉容疑者に殺害されています。
岩倉容疑者は、この家に潜伏していた可能性が高く、また行方不明の親子二人がこの家に
いないことから、家の外に連れ出したか、もしくは最悪の事態として、既に殺害されたおり、
遺体として家のどこかに遺棄しているという可能性も否定できません。
気になる岩倉知広容疑者の顔画像ですが、現在のところ特定出来ておりません。
中学生時代の顔画像が見つかりました!
引用:MBCニュース
これから捜査が進み、顔画像が公開されましたら、こちらでも掲載したいと思います。
スポンサーリンク
動機は無職を叱責された親族への逆ギレか?
◇鹿児島県日置市で3人が殺害された事件の主な経過
【6日正午ごろ】「(次男が)数日間出勤していない」と職場から長男に電話連絡
【午後0時半ごろ】長男が妻岩倉孝子さんに安否確認依頼。岩倉孝子さんは姉の坂口訓子さんと現場へ
【午後2時20分ごろ】岩倉孝子さん、坂口さんと連絡が取れなくなり、長男が知人の後藤広幸さんにも安否確認依頼
【午後2時49分ごろ】後藤さんとも連絡が取れなくなり、長男が県警日置署に通報
【午後3時9分~25分ごろ】後藤さんが死亡
【午後3時45分ごろ】署員が現場で倒れた3人を発見
【午後10時15分ごろ】県警が殺人と断定し捜査本部を設置
【7日午前10時10分】次男の息子の岩倉知広容疑者を後藤さんへの殺害容疑で逮捕
この事件の発端は、家の住民男性Bが会社を無断欠勤していると、
男性Bの兄(男性Cと表記)の元に勤務先から電話があったことに始まります。
Cは鹿児島県外に単身赴任しているとみられ、心配になったCは、妻の岩倉孝子さん(69)
に様子を確認してくるように依頼します。
このとき、Cからの指示だったのか、岩倉孝子さんの判断だったのか、
岩倉孝子さんは実姉坂口訓子(くにこ)さん(72)を連れていきます。
岩倉孝子さんが住んでいるのは薩摩川内市。
事件があった日置市とは車で30分ほど電車で1時間ほどです。
70前後の姉妹ですので、道中、何が起きてもいいように二人で行ったのか、
もしくは、何か危険と感じる予兆があったのか、この「二人で」
連れだって義実家を訪れたことに少々違和感を感じます。
(二人は、岩倉孝子さんの運転で現場に向かったようです。現場付近に車が発見されています)
二人で訪問し、そこに岩倉容疑者が潜伏していたとみられ、
二人は殺害されます。
男性Cは、妻からの連絡を待っていましたが、(殺害されているため)連絡がなく、
近所に住む知人の後藤広幸さんに、様子を見てくるように依頼します。
そして悲しいことに、後藤さんも同じく命を落とすことになります。
気になる岩倉知広容疑者の、この猟奇的な殺人事件の動機なのですが、
近所の住民による気になる証言がありました。
「仕事をせず引きこもっている。短気で切れやすく物を投げたりすることも多く、困っている」
女性Aは、無職の孫を大変心配していたようです。
女性Aの家に、岩倉容疑者は数年前、一時期同居していたようです。
孫のニートで暴力的な様子に耐え切れなかったのでしょうか。
いま現在は同居していないので、女性Aが岩倉容疑者を追い出したのか、
岩倉容疑者が居心地が悪く、家を飛び出したのか、
このあたりも動機解明と繋がりそうですね。
また家は施錠されていなかったといいます。
施錠しない家だったことも考えられますが、問題児だった孫に苦悩していた祖母の気持ちを考えると、
日常的に施錠していない状態は考えにくいですね。
勝手な推測ですが、一時的に同居していたので岩倉容疑者は家の鍵を持っていたかもしれませんが、
いま同居していないことを考えると、家族仲はよくないと考えられますので、
万が一のことを考えて鍵を交換したのではないでしょうか。
しかし、おそらく孫の訪問で鍵をあけて、家に上がらせたところ、
何かの口論になり、事件に発展。
家の出入りが自由にできるように施錠はしない状態を保っていたと考えます。
これから詳しい供述が始まると思いますが、
大切な命を3人も奪い、そして行方不明二人の安否確認もまだ行われていない状況ですので、
引き続きこの事件に注目していきたいと思います。
5人のご冥福を心よりお祈りいたします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
スポンサーリンク