5/2追記:海を泳いで本州へ渡る際は、ビニール袋の中に着替えを入れて
泳いだようです。
服を着たままではいくら泳ぎが達者でもリスクを伴います。
ほぼ衣服を身につけていない状態だったのではないでしょうか。
平成版プリズンブレイクは逃亡劇から22日で決着しました。
愛媛県今治市の松山刑務所大井造船作業場から受刑中の平尾龍磨容疑者(27)が逃走した事件で
30日、事件から22日、平尾龍磨容疑者の身柄は広島市南区の路上で確保され、
単純逃走容疑で逮捕されました。
驚くのは、警察官が血眼で探していた広島県向島ではなく、なんとそこから直線距離で
10キロの広島県広島市でその身柄を確保されたのです。
泳いで渡ったという平尾龍磨受刑者。
ここまで逮捕が遅れたのは、警察の失態によるものではないのか?
指揮を執った法務大臣上川陽子大臣の進退問題は?
過去にも逮捕まで1ヶ月ほど逃げた経験のある平尾龍磨受刑者と
警察との長い根競べに、向島住民は疲労困憊、謝罪だけで済むのか?
徹底調査です。
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平尾龍磨逮捕に見る警察の失態と法相上川陽子の今後は?
引用:Amebaニュース
広島市内を一人で歩く平尾龍磨受刑者を追い詰める警察官二人との逃亡の様子が、
Amebaニュースで紹介されていましたので、
ご紹介します。
平尾龍磨受刑者の逮捕時映像はコチラ→リンク
ついに、やっと?
平尾龍磨受刑者が逮捕されました。
向島の島民は、やっと安心してぐっすり眠れるのではないでしょうか。
およそ1ヶ月間、延べ1万5000人の警察官を配備。
日常的に施錠する習慣がないほど、
安心で安全な暮らしをしていた向島島民の生活は
大きく変わりました。
車上は金目のものを盗まれ
庭先の倉庫も物色痕、
ベランダの洗濯ものは盗まれ、
農作物やお供え物まで被害が及びました。
22日間もの間、
検問や、警備、ボランティア警護団まで結成し、
子供のいる家庭、そしてお年寄りたちは
公園での遊びや、健康のための散歩もできなくなり、
不用意な外出も禁じられ、
いつも平尾受刑者の陰に怯えながら暮らしてきました。
睡眠もままならないといった
島民の声は悲痛な声でした。
事件も10日以上過ぎた頃に、
警察犬を投入するなど、警察の動きは
後手後手でした。
検問は24時間体制だったものの、
島内全てを24時間体制で警備することは不可能で、
夜間、寝静まった頃を狙って、
平尾龍磨受刑者が移動や盗難を繰り返していたことを
盗難品のDNAなどから検出していながら、
逮捕には至らず、
目撃情報も錯綜していました。
警察が驚くのは、警察官が血眼で探していた広島県向島ではなく、
なんとそこから直線距離で10キロの広島県広島市でその身柄を確保されたのです。
これは警察の失態と言わざるを得ません。
警察官の多量投入や、警備の強化、
税金の無駄遣いとしか言えません。
この警察官たちを束ねる立場の上川陽子法務大臣は
明日1日2日と現場となった向島などを訪問し
謝罪するといいますが、
もっと根本的な改革が必要ですよね。
上川陽子法相の今後の責任追及は免れず、
辞任に追い込まれる可能性はないとはいえないですね。
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平成版プリズンブレイクがもたらしたもの
平尾龍磨受刑者は、140件余りに及ぶ窃盗の容疑で逮捕されています。
殺人犯ではないため、人質を取ったり、
また凶悪な通り魔などへの事件に発展することは少ないとされていましたが、
22日間もの間、
向島住民は戦々恐々としていたと思われます。
実は、5年前窃盗の罪で逮捕された時も、
山に逃げ込むなどして約1ヶ月、
逮捕までに時間がかかっている平尾龍磨受刑者。
それでも模範囚として収容される愛媛県今治市の松山刑務所大井造船作業場
に収監されていたということは、
事件の凶悪性がないことと、
相当な模範囚だったのでしょう。
刑期を残り2年とする中で、
平尾龍磨受刑者は、脱走したのです。
一説には、入院中の妹さんを見舞いにいくためか?
とも言われていますが、
逮捕された平尾龍磨受刑者は、
「刑務所内の人間関係に疲れた」
と供述しています。
トーク掲示板の2CHでは、このことが
とても話題になっているようです。
私的な感情で脱獄し、
凶器をもっていなかったとしても、
襲撃されるかもしれない恐怖に
住民たちは、平和に暮らす権利をおよそ1ヶ月間の間奪われたのです。
映画やドラマ、リアルでない作り物の作品であれば
見ごたえのあるストーリーだったかもしれませんが、
この現代版プリズンブレイクは、
窮屈な想いと恐怖と税金の無駄遣いでしかありませんでした。
近隣住民でなくても、もしかしたら、我が町まで
逃亡してきているのではという恐怖はありました。
平尾受刑者の所持金は2万円だったのです。
これは、逃走中に盗難した金額であり、
140件余りの窃盗を繰り返してきた
窃盗常習犯は、逃走期間がこれ以上長くなったとしても
金銭や食料の盗難、更に日用品の窃盗を繰り返し、
まだまだ逃げれた可能性はあります。
愛媛県今治市の松山刑務所大井造船作業場は
模範囚しか収容されない
全国で唯一の塀のない刑務所ですが、
その再犯率の低さが推奨されるよりも前に、
脱獄した数人の脱走犯の存在に重きをおくべきです。
これ以上、長く平和な生活が脅かされることになれば
ストレスで病気を引き起こすことも考えれましたし、
老人ホームなどに入居しているお年寄りには
体調不良に繋がったというケースもあったでしょう。
子供の成育にもちろん影響しますし、
逃亡劇がテレビでこんなに長く
放送されたことを記憶してしまう幼少期の
体験は、心に傷を負いかねません。
こういった数々の今回の逃亡劇で得た教訓を
ぜひ大井造船作業場の塀問題や
万が一逃亡した時の警察の配備などに生かしてほしいと思います。
収監されている人の更生も
もちろん大事ですが、
それによって罪のない一般住民が支障ある生活を送らなければならないのは
本末転倒です。
平尾龍磨容疑者には、
これから詳細な逃亡劇の供述や
動機の解明がの取り調べが続くと思います。
今回収容されても、
今度は刑期を終えるまで絶対逃がさないで逃げないでほしいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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