和歌山県白浜町臨海浦海水浴場でシュノーケル中に溺れた状態で発見、その後死亡した
野田志帆(大阪旭区)さんの本当の死亡原因が、野田志帆さんの実家両親によって解明されました。
野田志帆さんの葬儀では喪主を務め、号泣する夫を演じる一方、交際相手であった不倫相手の彼女を妊娠させ、
離婚誓約書まで渡していたという完全な2股生活。保険金目的の殺害で殺害された娘志帆さんの
無念を実家両親が晴らしました。3年目の浮気、和歌山保険金殺人事件を振り返ります。
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目次
野田孝史容疑者の3年目の浮気と野田志帆さんが実家に逃げ込むまで
天国の野田志帆さんの真の死亡原因が、実家のご両親によって暴かれました。
和歌山県白浜町臨海浦海水浴場で昨年7月18日、
水難事故で亡くなった野田志帆さんの本当の死亡原因は、保険金目的の殺人事件でした。
別居中で離婚に向けて協議中だった結婚3年目の夫婦、
野田志帆さん(当時28)と野田孝史容疑者(29)。
大阪市旭区に住んでいた二人は、野田志帆さんが実家に戻ることで別居状態に。
別居理由は、野田孝史容疑者の金と女が原因でした。
2017年6月(事件の1ヶ月半前頃)、
妻野田志帆さんは、夫野田孝史容疑者が他の女性と写っているプリクラを見つけます。
2017年1月頃から外泊が多くなり、二人で住む大阪市旭区の自宅には野田志帆さんが単身状態に。
野田志帆さんは、おそらく旦那の不倫を疑いつつ、
でも信じたくない思いと交錯していた頃ではないでしょうか。
それが事件の1ヶ月半前頃、プリクラという証拠を見つけ、完全「クロ」。
野田孝史容疑者が不倫相手の彼女とどのプリクラでどんなポーズで写っていたのかは不明でしょうが、
キスプリクラとか、
『大好きだよ』とか『ラブラブ』
みたいな書き込みがされていたのでしょうか。
これを原因に、志帆さんは自宅を飛び出し、実家に逃げ込みます。
ペットケアの専門学校で同級生だった2人は、交際はその頃からだと思われますので、
トータル8年以上のお付き合い、結婚して3年目のまだまだ新婚さんでした。
二人の間には子供はいませんでしたが、自宅に寄り付かなくなった野田孝史容疑者は、
妻以外に彼女を作り、その不倫相手を妊娠させていました。
妻野田志帆さんは、離婚へと心が傾いていたようですが、
野田孝史容疑者は、志帆さんの実家に出向き、志帆さんと志帆さんの両親に謝罪。
復縁を迫ります。
妻以外の彼女を作り、その不倫相手とはほぼ同居状態。
妻志帆さんと復縁を願うことは、矛盾しているのですが、
野田孝史容疑者には魂胆がありました。
保険金目的の殺人事件です。
どうしたら不自然ではなく、妻を死亡させることができるのか考えます。
2017年初め頃から、志帆さんを殺害する直前まで、
野田孝史容疑者のスマートフォンには、
「交通事故」「保険金」
など、ネット検索した履歴が残っており、その検索履歴の一部は消去されていました。
この時点では、野田志帆さんも、志帆さんの両親も
野田孝史容疑者が殺人を企てていることは知りません。
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野田孝史容疑者が、妻志帆さんと不倫相手と完全2重生活、どちらにもいい顔
事件直前、野田孝史容疑者は複数社の生命保険に入ります。
保険金の受取人はお互いとし、その受取金額は3,000万円の見積もりだったようです。
野田孝史容疑者の心は、既に野田志帆さんにはなく、
不倫相手の彼女、
そして生まれてくる自分たちの子供の父親になる覚悟が決まっていた頃だと思います。
別の女性と結婚したいのであれば、
志帆さんと離婚するだけで問題解決するはずですが、
野田孝史容疑者には、金欠でした。
当時の野田孝史容疑者の職業は
ペット用品販売会社に勤務していた会社員でしたが、
この不倫相手に貢いでいたのか?
志帆さんの稼いだお金まで手をつけるような金銭問題を抱えていました。
いま時点で借金があったなどの報道はありませんが、金欠状態だったようです。
不倫相手にどんどん入れ込む野田孝史容疑者、
彼女の方は、野田容疑者の煮え切れない状態にしびれをきらしていたのでしょうか。
野田容疑者がいつ離婚するのか問い詰めていたようです。
志帆さんには、復縁を懇願し、不倫相手には志帆さんとの離婚を確約。
どちらの女性にもいい顔をする自分勝手な状態。
自分で起こしたこの板挟み状態ですが、
野田容疑者は昨年7月頃、決断し行動を起こします。
不倫相手には、
「7月末までに離婚する」
と離婚誓約書を渡し、
その一方で妻志帆さんには復縁を迫り続け、
二人の思い出の地、結婚前から何度も訪れた和歌山県白浜町の
臨海浦海水浴場に誘います。
何度も何度も志帆さんは体調不良を理由に断り続けたといいます。
当時の志帆さんの様子を、志帆さんが勤めていたDOGRUNFIELD(ドッグランフィールド)の
ドッグカフェ店員は、
「店長(野田志帆さん)は接客も出来ないくらい悩んでいた。
食事もほとんど取れないといい、かなり痩せていた」
夫の女性問題と金銭問題に悩み、離婚時期について真剣に考えていたのでしょう。
ドッグカフェという責任ある職業についていた野田志帆さんですが、
オーナーも結婚式に呼んでいたといいます。
まだ結婚3年目、離婚へと気持ちは揺らぎつつ、一方でいま離婚するのが正しいのか
たくさんの人に祝ってもらった手前、おそらく悩みぬいていたと思います。
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野田志帆さんの実家両親は娘の死亡理由に待ったかけた!義理息子野田孝史の殺人ではないか?!
交際相手を妊娠させるなんて絶対許せない!
あまりにもしつこい誘いに、おそらく志帆さんは折れたのでしょう。
もしくは、鬱々とした気分から抜け出そうと
気分転換のつもりで、誘いに乗ったのかもしれません。
シュノーケルは、二人に共通の趣味でした。
事件現場となった和歌山県白浜町も何度も訪れたことがある場所でした。
志帆さんのシュノーケルの腕前は上級者だったようです。
そんな志帆さんが、水深50センチの浅瀬で、溺れた状態で見つかったのです。
事故前、体調不良だったことを考えたとしても、
透明度の高い臨海浦海水浴場、50㎝ほどであれば、
水面から足元まで見えていたと思います。
当時一緒にいたはずの夫、野田孝史容疑者はトイレに行っていたといい、
10分程その場を離れていたというのです。
戻ってきたときに妻は心肺停止の状態、急いで監視員を呼んで、
野田容疑者自ら119番通報をしたのです。
事件から二日後、志帆さんは運ばれた病院で亡くなりますが、
その後の葬儀で、号泣し、志帆さんの体をなで続けていたという野田容疑者。
不倫が原因で別居していた義理息子の様子を、
志帆さんのご両親はどんな気持ちで見つめていたのでしょうか。
志帆さんの両親だけでなく、野田孝史容疑者の不倫や金銭問題を知っている関係者の中には、
「泣きじゃくる野田孝史容疑者が犯人なんじゃないの?」
と思った人もいたようです。
水難事故で処理されようとしていたところを、一連の野田孝史容疑者の行動に対し、
志帆さんの両親はこういった経緯で不審を抱いており和歌山県警に説明。
これが捜査の重要な端緒になったのです。
司法解剖で志帆さんの体内から多量の砂が見つかった状況と併せ、
事故ではなく事件性を強く疑って捜査を慎重に進めていました。
志帆さんの両親は、亡くなるはずのない娘を必死で守りました。
「何かおかしい」と死亡の経緯に対する不自然さを訴え続けました。
野田容疑者は、妻志帆さんを亡くした後、2017年7月末で勤めていた
ペット用品会社を退職。
その後不倫女性と大阪市天王寺区で同居生活をしていたと思われます。
しかし昨年11月、勤めていたペット用品会社の商品を盗み窃盗容疑で逮捕。
金に困っていたと供述しています。
生まれてくる子供は、窃盗と殺人の罪を負った父親をどう思うのでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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