4/12追記:「頭が真っ白になって撃った」と供述。
逃走時には、現金50万円を所持、逃走に使用する目的だったとみられます。
また井本光巡査部長は大西容疑者の教育係でした。
「警察官になれたときは本当に喜んでいた」「まじめな子だったのに…」
安曇川高校で野球部のレギュラー、後輩思いの明るい球児だった大西智博容疑者の素顔が
見えてきました。
憧れだった念願の警察官になって1年あまり。
頑張ります!といって旅立った高校の恩師は、なぜ?と絶句しています。
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大西智博容疑者、真面目な高校球児の夢は警察官になること
犯行から一夜明け、事件の衝撃に驚きながらも、
19歳の巡査、大西智博容疑者の素顔を関係者が語り始めました。
大西容疑者は滋賀県出身。
地元の高校、県立安曇川高校を卒業し、
念願だった警察官を志望し、見事その憧れを実現させました。
安曇川高校では、真面目な生徒として知られ、
野球部のレギュラーを獲得するなど、
文武両道ないたって普通の真面目な生徒だったようです。
野球部では、後輩思いで、かなり慕われていたといいます。
そんな優しい性格から、警察官を志したのでしょうか。
安曇川高校高校3年時に、
警察官の仕事が体験できる滋賀県警主催の警察学校のオープンキャンパスに参加。
「交番で働き、市民の身近な存在になりたい」
このことが警察官志望の動機となったようです。
夢を叶えるべく、コツコツと努力を重ね、見事警察官になった大西智博容疑者。
真面目な実直な様子が伺えます。
昨年4月に採用後は、警察学校に入校。
今年1月29日に彦根署に配属され、3月26日付で河瀬駅前交番勤務が始まりました。
野球部の顧問だった49歳の恩師は、
「警察官に合格したときは『頑張っていきます』と言って本当にうれしそうだった」
と信じられない様子だったようです。
野球部の練習には休まず参加、後輩思いだった大西容疑者に、
恩師は「大学に進学して野球を続けることを勧めたが、警察官一筋だった。ただただ驚いている」
と絶句しています。
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罵倒内容は人格否定か?
社会人になってからも、
一緒に働いたことのある同僚の評価はよく、
「元気がよく、あいさつができる子だった」と同じく信じられない様子。
悩みがあった様子も特段感じられなかったといい、
「普段と変わった様子はなかった。なぜこんな事態になったのか」
大西容疑者を知る人物から聞かれるのは、一様に
『なぜ?』
の一言のみ。
学生時代から、真面目で快活、礼儀正しく勤務態度もよかったと評価される大西智博容疑者の
犯行動機は、『罵倒されたので撃った』です。
関係者からの証言で、キレやすい性格でも、暴力的でもなかったと思われる大西智博容疑者。
罵倒内容は、いま現在も明らかになっていませんが、
真面目すぎる性格ゆえに、その感情の琴線に振れるような罵倒内容だったことが想像されます。
パワハラなのでは?と
事件発覚当初、動機を察する声が多数を占めていましたが、
二人が同交番に勤務し始めて、半月ほどしか経っていません。
積年の恨みがあるほど、長く一緒に働いていませんので、
『一撃必殺』と思えるような言葉の威力があったとしか想像できません。
しかしながら、凶弾に倒れた井本光巡査部長の評価も悪くないことを考えると、
二人の会話に、殺傷能力のあるような罵倒内容があったとは考えにくいですね。
容疑は素直に認め、取り調べも順調の様子ですので、間もなく
詳しい動機、罵倒内容については明らかになると思います。
引き続き、この事件を追いかけていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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