兵庫県三田市で精神疾患のある男性が木製の檻(おり)で生活を強いられていた事件で、
7日、監禁の疑いで、父親(73)を逮捕しました。
20年以上監禁していた可能性があるとのこと。
70代父親の顔画像や名前、大阪寝屋川市の監禁事件との共通点を調べてみました。
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目次
兵庫県三田市で息子監禁した70代父親の名前と顔画像は?
また衝撃のニュースです。
大阪寝屋川市の33歳の娘が自宅プレハブに監禁されていた事件が記憶に新しい中、
同様のニュースが入ってきました。
現場は兵庫県三田市。
三田市といえば、女性監禁事件の被害者が住んでいた場所ですね。
今回の事件の登場人物は
・父親(73)容疑者
・息子(42)被害者 精神障害があった?
逮捕容疑は今年1月18日~19日、長男(42)を自宅のプレハブ内にある木製の檻に閉じ込めるなどして
監禁した疑い。
このプレハブに捜査員が立ち入ったところ、ペット用のトイレシーツが置いてあったとのこと。
プレハブ内の檻の大きさは、
高さ約1メートル、幅約1・8メートル、奥行き約90センチ。
引用:読売新聞
とのことですので、成人男性の通常の背丈からすると、常に寝ているような状態か、
四足足のペットのような状態で過ごしていたことが考えられます。
気になるこの73歳の父親の名前と顔画像ですが、
どういうわけかいまのところ公開されていません。
報道を自粛しているのでしょうか。
判明し次第、こちらでも追っていきたいと思います。
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大阪寝屋川市の監禁事件との共通点は?
大阪寝屋川市の女性が両親に、家の敷地内に設置されたプレハブ小屋で粗末な食事と劣悪な環境下に
置かれていた事件との比較をしてみました。
類似点1:「息子/娘が暴れるから」が監禁理由
二人とも精神疾患を持っており、障がい者手帳を所持していたようです。
確かに意思疎通が難しく、言葉でうまく説明できないことで怒りのような
激しい行動をとることがあるかもしれません。
類似点2:長年の監禁
大阪府寝屋川市の女性は小学校の途中から学校に来なくなったといいます。
自分の意思で不登校になったのではなく、両親が管理下におくために
学校にも通わせなくなったとみられています。
今回の事件は、いつ頃から監禁されたのか詳しく説明されていませんが、20年以上
とみられています。
10代の頃から、このプレハブ小屋での生活を強いられていたのでしょうか。
類似点3:近隣住民からの孤立
寝屋川の監禁事件も今回の事件も、それぞれの家に娘や息子がいたことすら、
近隣住民は知らなかったのではないでしょうか。
知っていたら、もう少し早くこの被害者の子供たちを救出することができたのでは?と悔やまれます。
類似点4:行政からも見放されていた?
障がい者手帳を持っていたということは、出生届がきちんと提出されているということですし、
もし今回の時間が10代の学生のうちから学校にも通わせず
自宅に監禁されていたとするならば、もう少し早く行政が動いているはずなのでは?
と思います。
これから三田市の見解が発表されると思います。
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どうして事件発覚したのか?
1月に近隣住民からの通報で、担当職員が自宅を訪問。
その際、同市職員が虐待の疑いがあると判断。
約1カ月後に相談を受けた県警が父親から事情を聴いたようです。
この時点で対応が後手後手の感は否めませんよね。
父親は市に対し
「長男が16歳ごろから檻で生活させていた」
と説明したようです。
三田市は男性が精神障害者手帳を取得していたことは認識していたが、
行政が見守る障害の度合いかどうかは把握していなかったとのことです。
16歳、高校生の年齢。
障がい者手帳をいつ取得したのかで、行政の対応も変わってくると思いますが、
おそらく監禁される16歳以前に、手帳を取得したのではないでしょうか。
もしそうであれば、義務教育の期間であった可能性があります。
中学をどの学校で過ごしたのか、
卒業後の進路をどのように選択したかを学校や担任が把握していたのかも焦点になる気がします。
しかし、もしかしたら中学もまともに出席していなかったのでしょうか。
これからの捜査の行方がとても気になります。
この被害者男性の母親の行方もこれから明らかになると思いますので、
引き続き追っていきたいと思います。
最後に、現段階の三田市森市長の見解をご紹介させていただきます。
同市の森哲男市長は神戸新聞社の取材に、「20年前はまだ障害者の人権を尊重する法律が整っておらず、実態が見過ごされていたのではないか。通報を受けて家族に事情を聴き、状況を確認していたため、警察への連絡は1カ月後になったが、捜査には協力していきたい」と話した。
森市長は、20年前のことは、自分の責任ではないと思っていると思いますが、
明らかに行政の怠慢であることは否定できませんよね。
これを機会に、同様の事件で苦しんでいる被害者がいるとすれば、
近隣住民が勇気を持って行政に相談、通報して救助してもらいたいなと心から願います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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