ひき逃げから8日、ドライブレコーダーにより逮捕
長野から高齢ドライバーのひき逃げ事故のニュースです。
昨年12月27日夕方、長野県の国道で83歳の女性を車ではね、そのまま逃げた容疑で逮捕されています。
事件から8日経ってからの逮捕。
決め手は防犯カメラとドライブレコーダーとのこと。
事故詳細を追ってみました。
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事件詳細
小海町(こうみまち)で先月、道路を横断中の女性がひき逃げされ死亡した事件で、佐久穂町の81歳の男が警察に逮捕されました。
過失運転致死とひき逃げの疑いで逮捕されたのは、佐久穂町穂積(さくほまちほづみ)の無職・柳沢正助(やなぎさわ・しょうすけ)容疑者81歳です。
調べによりますと柳沢容疑者は先月27日の午後5時ごろ小海町千代里の国道141号で、道路を横断していた近くに住む篠原竹子さん83歳を乗用車ではねて死亡させたまま逃げた疑いが持たれています。
警察は目撃証言や防犯カメラ、ドライブレコーダーの映像などから車両と運転手を特定し、午後3時前に柳沢容疑者を逮捕しました。
これまでの調べで柳沢容疑者は南に向かって乗用車を走らせていて、道路を左から右に横断中の篠原さんをはねたとみられます。
警察は柳沢容疑者が容疑を認めているかどうかについて、「捜査に支障を及ぼす」として明らかにしていません。
引用:SBC信越放送
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高齢ドライバーの免許保持にまた議論再燃か
年齢で免許所持できる上限を決めるのは、私も反対です。
しかしながら、この事故においても、ドライバーは81歳。
そして被害者の女性は亡くなっています。
女性が横断していた場所に、横断歩道があったのか、
柳沢正助容疑者の運転スピードは適正であったのか、
また見通しがよい道路だったのか、など
交通状況が詳しく書かれておりませんので、
どうしても柳沢容疑者の年齢に注目が集まってしまいますね。
視力や運転歴、運転技術、健全な判断能力などに問題がないとしても、
瞬時のブレーキ操作などは、どうしても高齢になると衰えます。
私も私自身に対してそう思います。
でも、車でないと不便、車がないと生活できない
そんな生活環境にいらっしゃる方もたくさんいると思います。
いくつになったら、免許返納という線引きではなく、
本来は車がなくてもいままでと変わらない生活が出来る「福祉の充実」
を目指すべきなんですよね。
交通網はもちろん、バリアフリー化や、各種スタッフの充実など。
福祉タクシーなどの活性化も急がれますね。
また、柳沢正助容疑者の顔写真は探すことが出来ませんでした。
亡くなられた篠原竹子さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
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