74㎝の積雪で車内に閉じ込められたか 勤務先駐車場車内でぐったり
全国的に積雪のニュースが続いた1月12日、午後2時40分頃、
富山県射水市奈呉の江のアルミ製品加工会社の駐車場で、
この会社に勤務する嘱託社員石田升栄さん(60/富山県氷見市中田)が
エンジンをかけた軽乗用車内でぐったりしているところを同僚社員がみつけ、119番通報。
男性はどうなったのでしょうか。事件詳細を追います。
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事件詳細
石田さんは間もなく死亡が確認された。射水署によると、石田さんは運転席にいて、車の周りにはタイヤの高さほどの雪が積もっていたという。石田さんに目立った外傷はなく、同署は雪でマフラーがふさがれて排ガスが車内に逆流し、一酸化炭素(CO)中毒になった可能性もあるとみて、詳しく調べる。
引用:朝日新聞
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想像以上の積雪で、身動き取れなかったのか
今週初めから全国的に寒さが厳しく、雪で交通網が麻痺し、足止めを食らっているという
ニュースが多かった中、この事件は衝撃的でした。
午後2時40分頃という時刻ですので、お昼休憩だったのか、
またこれから外出予定があったのか、もしかしたら交代制などの勤務であれば、
これから出勤だったのかもしれません。
富山地方気象台によると現場に近い観測地点の同県高岡市伏木地区では、
石田さんが見つかった午後2時40分頃、74㎝の積雪があったようです。
1歳くらいの赤ちゃんがすっぽり見えなくなってしまう高さです。
おそらく前日からの雪に加え、吹雪のごとくその時間帯も天気は大荒れでしたでしょうから、
石田さんがエンジンを温めてていたり、あるいは車内でちょっと休憩していた間の事故だったのかもしれません。
火事などで、一酸化炭素中毒になったというニュースはよく耳にしますが、
車の中で、しかも雪でマフラーを塞がれた車内でというのは、
なかなか想像しにくい現状ですね。
石田さんの顔画像は探すことが出来ませんでした。
石田升栄さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
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