1985年8月12日、日本航空123便墜落事故から34年。嫁や子供は坂本九をどう語る？
東京羽田空港発、大阪伊丹空港行のJAL123便に乗った
歌手の坂本九さんは、今から34年前の日航機墜落事故で亡くなりました。
乗客乗員524名のうち、520名が死亡したこの飛行機事故は
世界史上最悪の死者数を出す悲惨な飛行機事故でした。
8/8『直撃！シンソウ坂上』では坂本九さんが特集されます。
残された娘二人や嫁柏木由紀子さんの現在と、事故当日の会話や遺書について調べてみました。
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目次
坂本九娘宝塚で嫁も女優！
坂本九経歴
本名：坂本 九（さかもと ひさし）
出身地：神奈川県川崎市川崎区
生年月日：1941年12月10日
死没日：1985年8月12日
享年：43歳
職業：歌手、俳優、タレント
活動期間 1958年 – 1985年
公式サイト：www.sakamoto-kyu.com
坂本九さんは、43歳だったのですね。
私も坂本九さんのことは、なんとなく記憶にありますし
飛行機事故のことは鮮明に覚えています。
あれから34年も経つのですね。
坂本九さんは、歌手として『上を向いて歩こう』『見上げてごらん』など
心に響く名曲を歌っていましたので、
その衝撃の死とその名曲たちが重なり私も当時
悲しくて泣き暮れていました。
嫁と娘2人
坂本九さんには結婚して、子供（娘）も二人いました。
嫁は、女優として活躍していた柏木由紀子さん。
現在71歳の柏木由紀子さんは、23歳の時に坂本九さんと結婚しています。
坂本九さんは当時29歳。
番組での共演がきっかけだったそうです。
熱を上げたのは坂本九さんの方で
台本の片隅に電話番号を書いて渡したことが
交際のきっかけだったようです。
引用：https://famous-popular.tokyo/
結婚後は、女優業は引退せずも活動を減らしつつ、
夫の坂本九さんをサポートする形で福祉活動に従事していました。
2人には、子供が二人。
どちらも娘さんです。
【長女】：大島花子さん（45）
引用：ORIKONニュース
【次女】：舞坂ゆき子さん（42）
事故が34年前ということは、当時の年齢は
長女：大島花子さんは11歳
次女：舞坂ゆき子さん8歳でした。
いつもの同じ日常を送っていたはずの小学生の娘2人にとって
飛行機事故で突然父親を奪われた衝撃は計り知れません。
娘二人の現在はどうされているのでしょうか。
娘（長女）大島花子の現在
大島花子さんは、偉大だった父親の背中を追って、
自然と芸能界の道に進んだようです。
東洋英和女学院大学在学中の19歳の時に、
ミュージカル『大草原の小さな家』で初舞台。
その後も映画『ひめゆりの塔』などに出演し女優としてのキャリアを積みますが
自分の言葉で表現したいという思いが強くなり、
大学卒業後はOLをしながら、歌など様々な表現者を目指す活動を開始します。
30歳の時に、父親坂本九さんのカバー曲
「見上げてごらん夜の星を』（東芝EMI）をリリースし、
歌手としてのメジャーデビューを果たします。
《見上げてごらん夜の星を 坂本九さん》
引用：YouTube
《見上げてごらん夜の星を 大島花子さん》
引用：YouTube
また、大島花子さん自身が11歳で父親を亡くした経験から、
グリーフケアについても深く学び、
音楽を通じて対象ご家族をサポートできるようにと
年に2回「Concert for grief」と題したホールコンサートを開催しています。
また大島花子さんは、2006年に一般の男性と結婚をしており、
2009年2月に第一子の男の子を出産。
坂本九さんと柏木由紀子さんにとっては孫になりますが、
子供は現在10歳になっています。
子供のいるママシンガーとなってからは、親子コンサートを開くなど
大島花子ｓなんの活躍の場は更に広がっているようです。
ちなみに、結婚相手は、ブラジリアン柔道場を主催している一般男性のようです。
娘（次女）舞坂ゆき子さんは宝塚出身
舞坂ゆき子さんの学歴は、東洋英和女学院小学校⇒東洋英和女学院中学校⇒東洋英和女学院高校
と進学します。
東洋英和女学院高校2年生の時に、宝塚音楽学校を受験し見事合格、
東洋英和女学院高校は2年生まで修了し、宝塚音楽学校に進学します。
引用：ヤフオク！
当時の宝塚音楽学校の倍率は50倍というので、
凄いですよね。
また入団時の成績は38人中20番と言いますから、
期待された逸材だったと想像できます。
宝塚音楽学校卒業後は、82期として月組に所属。
初舞台は『CAN-CAN』でした。
その後雪組に配属されています。
気になる同期ですが、
・蘭寿（らんじゅ）とむ（元花組トップスター）
引用：https://matome.naver.jp/
・壮一帆（元雪組トップスター）
引用：アメブロ
・紺野まひる（元雪組トップ娘役）
引用：http://www.sankei.co.jp/
などがいます。 このメンバーの中で切磋琢磨してきたのですね。
宝塚時代につけた芸名の由来は、
舞：本名大島舞子の『舞』
坂：父親坂本九の芸名の『坂』
ゆき子：母親柏木由紀子の名前から『ゆき子』
を取り、作詞家岩谷時子さんによって命名されました。
宝塚歌劇団入団から6年後に、退団。
その後は、ドッグウェアブランドchu♥che（クーチェ）を立ち上げるなど
実業家として活躍しています。
この経緯は、飛行機事故の時に癒えない悲しみを
当時飼っていたペットのマルチーズ悲しみを癒さしてくれたことに起因しているようです。
以後、愛犬家としても有名で、
ペットと共に生きる生活の素晴らしさを伝えるべく
ドッグウェアブランドのプロデュース、デザインなどを手掛けているようです。
また舞坂ゆき子さんも、姉の大島花子さん同様に結婚してママになっています。
結婚したのは36歳の時。
2年後には男の子に恵まれています。
今年4歳になります。
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遺書や事故当日の会話や家族の現在は！
事故当日の様子
坂本九さんは、当時売れっ子の歌手でもありましたし、
また盛んにタレント活動も並行していました。
飛行機事故が起きたのは8月12日でしたが、
前日の8月11日夜に『クイズクロス5』（テレビ新広島）の収録のため広島入りし、
翌12日に同番組の収録（同年8月16日放送分）を行っています。
スケジュールは過密で、収録後は次の仕事のため
車で直接大阪入りする予定でしたが、
『歌謡スペシャル』（NHK-FM放送）の司会を、
夏休み休暇中のうつみ宮土理の代役を務めるために
一旦東京に戻ります。
そして、『歌謡スペシャル 秋一番！坂本九』の収録を無事に終えてから
改めて大阪入りするため、
事故を起こした飛行機（日航機）に搭乗したのです
坂本九さんは、仕事のため、全国各地を飛び回る歌手でしたが
飛行機での移動の際は、全日空を好み、日本航空は利用していなかったようです。
しかし、事故当日は、夏休み中でしかもお盆休み前の
一番の繁忙期。
急遽の飛行機チケット手配となったため、好みの全日空チケットが取れず、
日本航空のチケット手配となりました。
チケットを取ったのは、坂本九さんの元マネージャーの側近でした。
坂本九さんは、元マネージャーが選挙に立候補するため、
その事務所開設が13日に行われるため、大阪入りしたようです。
そのため、この元マネージャーが繁忙期に折角取ってくれたチケットが
いつも愛用する全日空ではなかったものの、文句を言わずに搭乗したようです。
家族だけが知る事故当日と前日の坂本九
事故当日、自宅庭で娘と遊んでいた坂本九さん。
空を見上げて
と言ったことを次女の舞子さん（舞坂ゆき子さん）が聞いています。
そして、事故前日の夜、次女を膝に乗せて
無言でぎゅっと抱きしめていたと妻（嫁）の柏木由紀子さんが語ります。
そして、最後に対面したときの表情、
事故当日、家を出るときに、笑顔ではなく
なんとなくもの悲しさを感じるような表情をしていたことが
今でも強く記憶に残っているようです。
遺書は？
坂本九さんの遺体は、事故から99時間経った16日に見つかりました。
顔で判別できないほど、損傷が激しく、身元確認は
・常時着用していた笠間稲荷のペンダント
・首の太さ
でした。
そして即死だったと言われています。
発見された坂本九さんの遺体は、「安全姿勢」（両手で足首を掴み頭を膝の中に入れる状態）
を取っており、おそらく機内乗務員からそのような指示があったことが
想像できます。
坂本九さんには遺書がありませんでした。
他の犠牲者には、奇跡的に家族に遺書を残せた人もいますが
坂本九さんの状態を考えると、
遺書を残していたのかもしれませんが
燃えてしまった形として残らなかった可能性もあります。
この事故は、本当に毎年悲しい記憶として蘇ります。
残された家族は いまも悲しみと戦っていると思います。
私たちが出来ることは、二度とこのような事故を起こさないこと。
そして事故の記憶をなくさないことですね。
坂本九さんのご冥福、そしてこの日航機の飛行機事故で
亡くなったかた全ての人のご冥福を心よりお祈り致します。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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