相澤悠太容疑者と清野裕彰巡査長(警部補)は東北学院高校、大学で先輩後輩?
警官殺しの悪夢、再び!
19日午前4時5分ごろ、仙台市宮城野区東仙台2丁目にある
宮城県警仙台東署の東仙台交番で、
清野裕彰(せいの・ひろあき)巡査長(33)刺殺された事件。
夜明け前に、『忘れ物を届けに来た』
と交番を訪ねてきた犯人。
当初は、2人で応対していたようですが、
男性巡査部長(47)が、清野裕彰(せいの・ひろあき)巡査長(33)に
任せて別部屋に移動してすぐの事件だったようです。
清野裕彰(せいの・ひろあき)巡査長(33)は
東北学院高校出身、高校では硬式野球部に所属し
ファーストで副キャプテン、
大学進学後は、警察学校に入り、
副総代まで務めた将来を有望視された
警察官でした。
おおらかで人当りもよく、
地域住民にも愛されていた
清野裕彰(せいの・ひろあき)巡査長(33)が
なぜ命を落とさなければならなかったのでしょうか。
スポンサーリンク
事件概要
>19日午前4時ごろ、仙台市宮城野区東仙台2丁目の宮城県警仙台東署の東仙台交番で、清野裕彰巡査長(33)が交番を訪れた若い男に刺され、清野巡査長は約1時間後に死亡が確認された。
【Livedoorニュース】交番で警官刺殺、容疑者は別の警官に撃たれ死亡 仙台 #ldnews https://t.co/TGKJUo91Vp
— 災害救援者の惨事ストレス研究会 (@ss_cis) 2018年9月19日
引用:Twitter
警官が、職務全う中に、不慮の事件の巻き込まれるのは
本当に胸が痛くなります。
今朝、19日午前4時5分ごろ、
仙台市宮城野区東仙台2丁目にある
宮城県警仙台東署の東仙台交番で、
清野裕彰(せいの・ひろあき)巡査長(33)刺殺された事件。
事件概要が少しずつ明らかになってきました。
夜明け前、閑静な住宅街(仙台市宮城野区東仙台2丁目)にある
宮城県警仙台東署の東仙台交番を訪れたのは刃物とモデルガンを
所持した30代~40代とみられる男。
交番を訪れた時は、そういった凶器を
バッグなどに忍ばせていたのでしょう。
『現金(1000円)を拾った』
と言い、当初は、二人の警官が対応していました。
対応に当たっていたのは、
清野裕彰(せいの・ひろあき)巡査長(33)と
男性巡査部長(47)。
男性巡査部長は、清野裕彰(せいの・ひろあき)巡査長(33)一人に
対応を任せられると判断したのか、
別部屋に移動したようです。
すると、大声で言い争うような声が聞こえ、部屋に戻ると、
清野裕彰巡査長が刺されて倒れており、
一緒に倒れていた犯人は立ち上がって
30cmほどの刃物と機関銃(モデルガン?)
のようなものを襲撃してきたため、
男性巡査部長は犯人に向かって拳銃3発を発砲。
『(凶器を)捨てろ』
と警告したにも関わらず、犯人は男性巡査部長に
向かってきたため、
1発目は威嚇発砲、残り2発のうち
一発が犯人に命中したようです。
男性巡査部長にケガはありませんでした。
清野裕彰(せいの・ひろあき)巡査長と犯人は
近くの病院に搬送されましたが
共に死亡が確認されています。
スポンサーリンク
清野裕彰巡査長はおおらかで優しい!
高校球児は警察学校では副総代!
相澤悠太とは先輩後輩で顔見知り?
引用:宮城県警提供
お顔を見ても、優しさそうな感じがしますよね。
3ヶ月前にも警察官を襲撃する事件が起きたばかり、
『落とし物を届けに来た』人すら
疑わなくてはならない時代になったのでしょうか。
新幹線殺人 小島一朗容疑者(22)
富山警官殺人 島津慧大容疑者(21)
仙台警官殺人 相澤悠太容疑者(21)
の共通項は一体何なのか??#2018事件 pic.twitter.com/wOA45nIyJJ
— ヴィヨンド (@hankyukurasuta) 2018年9月19日
引用:Twitter
年齢:33歳
学歴:東北学院高校⇒東北学院大学?
部活:硬式野球部(一塁手・副キャプテン)
職業:警察官
階級:巡査長⇒警部補(殉職により2階級特進)
職場:宮城県警仙台東署の東仙台交番(仙台市宮城野区東仙台2丁目)
勤務:宮城県警(2013年~)東仙台交番(2017.4~)
清野裕彰(せいの・ひろあき)巡査長は、
東北学院高校卒業。
在学中は、硬式野球部に所属し、
ポジションはファースト、そして副キャプテンだったようです。
第85回夏の宮城大会のパンフレット。
東北学院の背番号3に清野裕彰さんの名前があります。
ご冥福をお祈りします。 pic.twitter.com/29ZY2DNzdj— ぼちぼち速報 (@kokoyakyu1414) 2018年9月19日
引用:Twitter
事件から時間が経たない中、
清野巡査長の人柄を誰に聞いても、
信じられない、
優しい、
正義感が強い
と言葉少なに現実を受け入れられない様子が伝わります。
部活で情熱を注いだ硬式野球部では、
副キャプテンを務めており、
後輩からも慕われていたようですから
警察官になったその正義感と優しさ
が垣間見えますね。
東北学院高校(仙台市宮城野区小鶴字高野)は、
キリスト教(プロテスタント、福音主義:日本基督教団)系の
学校(キリスト教主義学校、ミッションスクール)。
中高一貫教育の男子校。
おそらく清野裕彰(せいの・ひろあき)巡査長は
中学から、東北学院中学校⇒東北学院高校⇒
東北学院大学へと進学したと思われます。
驚くことに、逮捕された相澤悠太容疑者は、
東北学院大学文学部歴史学科の3年生。
系列の高校から進学したようですので、
殺害された清野裕彰(せいの・ひろあき)巡査長は
犯人である相澤悠太(あいざわ・ゆうた)容疑者と
先輩後輩関係だった可能性があります。
二人は顔見知りではなく、過去に
相澤悠太容疑者が仙台東交番を
訪れた履歴はないようです。
また二人の年齢差は12歳離れているので、
学校単位の同窓会で会ったことはあったとしても、
直接的な面識はおそらくなかったと思われます。
スポンサーリンク
殉職で警部補でも尊い命は戻ってこない!
犯人が、夜明け前のこの時間
閑静な住宅街にある東仙台交番に出向いた動機は、
犯人死亡のいま、闇に葬られました。
交番に防犯カメラはないということです。
男性巡査部長が、犯人を威嚇、発砲したことは
正当防衛だったという見解があります。
また、犯人の動機については、
警官の所持する拳銃ではないかという
見方もあります。
この東仙台交番は事件当時4人態勢の交番だったようです。
(警察官4人が勤務し、他の2人は仮眠室)
閑静な住宅街の中にある交番は
通常2名ほどの態勢ということですので
東仙台駅から一駅という立地
(現場はJR東仙台駅から北西約200m。
近くには東仙台中や東仙台小学校がある。)を考えると
住民が数多く立ち寄る利便性の良い
交番だと考えられています。
犯人は、そんな交番の様子や
勤務体制、シフトなどを熟知していたのではないかという
専門家もいます。
あらかじめ、交番を下調べしておいて、
清野巡査長がシフトに就いた時に
狙いを定めていたのだとしたら
絶対に許すことは出来ませんね。
間もなく、犯人の身元(年齢・顔画像・名前・出身地・職業)
などが判明すると思いますが、
どんなに悔やんでも清野裕彰巡査長の
尊い命は戻ってきません。
事件があった東仙台交番は
防犯カメラの設置がないとのことですので
全交番に防犯カメラに設置義務化など
こういう警官殺しの事件が二度と起きないように
そればかりを望みます。
清野裕彰巡査長はこの事件により殉職しました。
殉職した警察官は2階級特進で、
警部補に昇任したと発表されましたが、
ご家族のことを考えると
胸が苦しみます。
尊い命は二度と戻ってこないのです。
清野裕彰警部補のご冥福を心よりお祈りいたします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
スポンサーリンク