2日午前5時25分ごろ、前橋市上新田町の老人保健施設の敷地内で、紙袋に入った女の子の赤ちゃんの
遺体が遺棄されているのを、この施設に食品搬入のために訪れた業者の男性(44)が発見。
施設の職員が群馬県警に通報しました。産んですぐのえい児だったとみられ、母親の状況が気になります。
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前橋市上新田町の老人保健施設はあずま荘か?
前橋署によると、赤ちゃんの遺体は30センチ×50センチの手提げ型の紙袋に入れられ、業者の搬入口付近に置かれていた。生後間もないとみられ、着衣はなかった。目立った外傷はなかった。紙袋の中には「死産した赤ちゃんを産み落とした。こちらで供養してほしい」と書いた紙片があった。前橋署は死体遺棄などの疑いも視野に捜査している。
引用:毎日新聞
先日も浄化槽に、赤ちゃんを遺棄したとして浄化槽敷地内に住む30代の女が逮捕されましたが、
今回もまた悲しい女の子のニュースです。
自分で生んだ子供(既に死亡した状態)を、おそらく近所にあると思われる
老人介護施設の敷地内に遺棄したとみられるのはどんな人物なのでしょうか。
老人介護施設という特色から、おそらく安全対策や、徘徊防止のため、
あらゆる場所に防犯カメラが設置されていると考えられますので、
敷地内に入ってきたこの人物を特定するのは、時間がかからないように思います。
女の子の赤ちゃんが遺棄された老人介護施設は、おそらく
群馬県前橋市上新田町603-1にある「あずま荘」ではないかと思います。
理由は、上新田町にある同様の施設がこちら1件しかないこと。
ニュースで報道されている写真と同様の入り口の場所が探せなかったのですが、
おそらくこちらで間違いないと思います。
1ずま荘は、平成元年に設立された比較的新しく大きな老人保健施設。
同じ敷地内に済生会前橋病院があり、もともと明治天皇が恵まれない人々のために医療を行うことを目的に済生会は設立されたことより、あずま荘も“済生”の精神に基づき、地域のための介護医療を行っております。
あずま荘は病院で治療を受けた高齢者が退院後、自宅に戻って自立した生活を送れるようリハビリなどを行い、家庭への早期復帰を支援しております。また自立した在宅生活を継続できるよう通所サービスを行っております。
医師の医学的管理の下、看護や介護といったケアはもとより、理学療法士などによるリハビリテーションや栄養指導、食事、入浴などの日常サービスまで併せて提供しています。
引用:あずま荘HP
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えい児遺体遺棄、現在捜索中の身勝手な母親はなぜあずま荘を選んだのか?
女の子の赤ちゃんはどうして遺棄されたのでしょうか?
考えられる理由は
1.生活的に困窮していた
2.未成年で家族にも誰にも相談できなかった
3.育てられる家庭環境を整えられなかった
4.産んだら死産だったため
遺棄した人間が特定できていないため、想像でしかありませんが、
上記の4つのどれかに遺棄した理由が該当するのではないでしょうか?
では、なぜ老人保健施設を遺棄場所に選んだのでしょうか?
あずま荘は、済生医療に力を向けているとされ、
お金の問題で、こういった施設を利用できない人が出ないように、
生活保護法による保護を受けている方や低所得世帯の方など経済的理由により、
利用料金の支払いが困難な方についてはあずま荘の減免規程によって、
10%以上又は全額の利用料金等の減免を受けられる無料低額介護老人保健施設利用事業を行っておりますので、
支援相談員にご相談下さい。
引用:あずま荘HP
ということを、はっきりHPに掲げています。
遺棄した人間は、私の勝手な想像ですが、
ここに通所している家族や知り合いがおり、またはHPで偶然知って、
ここであれば、この女の子の赤ちゃんを手厚く葬ってもらえると感じたのではないでしょうか。
たとえ、女の子の赤ちゃんが死産で生まれたとしても、この施設に遺棄するのは間違っています。
どんな複雑な理由があったのかは分かりませんが、どうにかして遺棄した人間が赤ちゃんを暖かく
迎え入れてあげられる環境が作り出せなかったのかなと残念に思います。
追記:
紙袋には「死産した赤ちゃんを産み落とした。こちらで供養してほしい」と記された手書きの手紙も入っていた
赤ちゃんは死産であったようですが、もし死産であったとしても、
母親や家族の手で葬ってあげられなかったかなと悲しくなります。
赤ちゃんは衣服を着ておらず、外傷もないようですので、
服を着せる時間もないほど、急な遺棄だったのか、それともその服1枚を買う余裕もなかったのか
色々と考えこんでしまう事件です。
女の子の赤ちゃんのご冥福を心よりお祈りいたします。
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