【7/26オウム事件で死刑執行、仙台で林泰男,死刑執行!】
オウム真理教(現アレフ)が起こした一連の事件で、
死刑確定となっていた林泰男(はやし・やすお)死刑囚が
仙台(宮城刑務所内)で死刑執行になりました。
林泰男は、小池泰男に結婚して改名した?
家族、嫁、子供について調べてみました。
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林泰男,死刑執行時は小池泰男?
2018.7.26
29人の死者を出した
オウム真理教(現アレフ)が起こした地下鉄サリン事件や
松本サリン事件や坂本弁護士殺害事件で
残る6人の死刑囚の死刑が執行されました。
6人は、
林(現姓・小池)泰男死刑囚(60)
岡崎(現姓・宮前)一明(57)
横山真人(55)
豊田亨(50)
広瀬健一(54)
端本悟(51)
です。
この中で唯一サリンパックを3つ携帯し
一番多くの犠牲者を出した
「殺人マシーン」と呼ばれた男の死刑執行が行われました。
男の名前は林 泰男(はやし・やすお)。
享年60歳でした。
経歴を確認してみましょう。
名前(現姓): 小池 泰男
生年月日: 1957年12月15日
出身: 東京都小平市
死没: 2018年7月26日(60歳没)
宮城県仙台市若林区(宮城刑務所内)
学歴: 國學院大學久我山高等学校中退⇒
東京都立立川高等学校定時制⇒
工学院大学二部電気工学科
ホーリーネーム:ヴァジラチッタ・イシディンナ
ステージ: 正悟師
教団での役職: 科学技術省次官
入信: 1987年
関係した事件: 松本サリン事件
地下鉄サリン事件
判決: 死刑(執行済み)
引用:Wikipedia
本日、7月26日の死刑執行によって
オウム事件での死刑囚13人全てへの死刑執行が終わりました。
林泰男元死刑囚の教団内のステージは、師長でした。
正大師
正悟師 (正悟師長 ‐ 正悟師長補 ‐ 正悟師)
師 (師長 ‐ 師長補 ‐ 師 ‐ 小師)
師補(スワミ)
サマナ (サマナ長 ‐ サマナ ‐ サマナ見習)
引用:Wikipedia
教団内での役割は、
尊師である麻原彰晃の運転手や
科学技術省次官の一人として
教団施設の電気工事や盗聴、
逃走した信徒の連れ戻しなどを
担当していたようです。
教団の中では、あまりステージが高くは
なかったのですが、
麻原彰晃への忠誠心は高かったのでしょう。
地下鉄サリン事件直前に正悟師に昇格。
地下鉄サリン事件では、他の実行犯が
サリンパックを2つずつ所持していたところ
林泰男元死刑囚のみ3つ携帯しています。
地下鉄サリン事件を起こしたときは
このことに言及して
『殺人マシーン』と呼ばれ

この顔は、誰もが知るところになりました。
地下鉄サリン事件は1995年3月でしたので、
事件当時、林泰男元死刑囚は37歳でした。
教団内は、尊師である麻原彰晃は、
妻以外にも数人の愛人関係にある女性信者がいたと
報じられていますが、
他の男性信者や女性信者同士の恋愛は
厳禁されていたと言われています。
自らサリンパックを多く携帯することを
申し出たくらいの信者であった
林泰男元死刑囚ですから、
もちろんこの教団内のルールは
守っていたと思われます。
当然、独身であったと考えられます。
しかし、死刑執行時、
報道では、『林泰男(はやし・やすお)』
と林姓で報道されていますが、
Wikipediaによると、
死刑執行当時の姓は小池、
結婚後は小池 泰男
と記述されています。
これは結婚したということなのでしょうか?
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結婚した家族,嫁,子供は?
実は、林泰男元死刑囚は、
獄中結婚しています。
結婚相手は、オウム真理教の信者で
「車両省大臣」も務めた野田成人氏の
専属運転手を務めていた女性信者のようです。

野田 成人は、Aleph元代表。ホーリーネームはヴァジラティクシュナーで通称はVT。省庁制が採用された後は、「車両省大臣」となった。 現在は脱会して宗教活動から離れ、ホームレス支援活動を行っている。
引用:Wikipedia
二人の間に恋愛感情があったかどうかは
公になっていません。
となると、なぜ結婚したのかも分かりません。
二人が結婚して、林泰男元死刑囚が
残された妻(嫁)への未練を死刑執行前に
話したのであれば、
そのことが報道各社で取り上げられると思うのですが
一切報道されていないところをみると、
何らかの政略的な意味があったのではないでしょうか?
では、小池姓は
この女性信者の苗字に改名したからなのでしょうか。
一部情報によりますと、
「女性信者と、オウム事件の死刑囚との
養子縁組や結婚が相次いで行われていた。
関東某県の教団施設には、わざわざ(信者の)養子となり、
元の家族の戸籍から籍を抜く者もいた。
痕跡を消すため、教団ぐるみで周到な戸籍操作もしたようだ」
(当時を知る警察関係者)
ということです。
こんな大事件を起こしている身なので、
家族とうまくいっていない元信者、元死刑囚は
多いと聞きます。
家族に迷惑をかけないために、
もしくは家族の方から絶縁された信者もいたでしょうね。
林泰男元死刑囚は、麻原彰晃について、
現在では信仰心がない言われており、
初公判で『事件当時は絶対的な存在で指示には逆らえなかった』
殺人マシンという呼称については
「その通りのことをしてしまったから仕方ない」
と供述しています。
真面目と言われていた性格で、
妄信的になっていた当時は、絶対的存在の尊師、
麻原彰晃の命令は忠実に従っていたのでしょう。
林泰男元死刑囚は、『獄中結婚』
していますし、その結婚も
『当時の苗字との関連性を消すための隠ぺいの行為』
とあれば、嫁に対しての恋愛感情は皆無でしょうし、
もちろん二人の間に子供はいないですよね。
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まとめ
オウム事件での死刑囚は全部で13人。
≪松本智津夫(麻原彰晃)元死刑囚以外の元死刑囚たち≫
引用:AERAdot.
教祖の麻原元死刑囚(本名・松本智津夫)ら7人は
7月6日にすでに執行されています。
わずか1カ月の間で2回の執行は初めて。
このようなスピード感で死刑執行を
急いだ理由は何なのでしょうか?
それは残された死刑囚の精神状態を考慮したと思われます。
『次は私たちか』
『そろそろか、いつなのか』
元死刑囚たちは、それぞれ
様々な思いを持って
かつての絶対的な存在であった尊師、
麻原彰晃をこの世から失ってからの
20日間を過ごしていたとみられます。
この地下鉄サリン事件で
遺族となった家族たちは、
『一つの終止符が打たれた』
という内容のコメントを寄せています。
死刑判決が出た元死刑囚たちはそれぞれ、
命の最期を迎えましたが、
愛しい家族を突然失ったご家族たちの
悲しみは決して癒えることはありません。
私たちも、決して忘れてはいけない事件ですね。
改めて、この事件で亡くなった方々の
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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