東海道新幹線の車内で凶器を持った男が
乗客を切り付け、男性1人が死亡、女性2人がけが
をした事件で、現行犯逮捕された男は
22歳、自称無職の愛知県在住、小島一朗容疑者です。
精神科通院歴があったとされる小島一朗容疑者。
今年1月から家出して行方不明だったようですが、
家族は捜索願を提出しなかったのでしょうか。
両親とは不仲、家族内の孤立、ネグレクト育児、
無職、自殺願望、自閉症、発達障害
小島一朗容疑者の経歴と病歴、家族関係を追いました。
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目次
小島一朗,経歴と病歴,家族は?
新幹線 東海道新幹線 ナタ
3人死傷
自称 小島一朗 22歳 pic.twitter.com/BrLCnf62VV— 原宿から生まれました昨日 (@kpnonikuzume) 2018年6月9日
新幹線殺傷事件 小島一朗 22歳 無職
愛知県岡崎市蓑川町 祖母叔父同居
実家は愛知県一宮市
今年1月家出 pic.twitter.com/bzBJPm3Bt7— 原宿から生まれました昨日 (@kpnonikuzume) 2018年6月9日
引用:Twitter
昨夜速報で流れた猟奇的殺人事件は、
一夜明けて容疑者の名前と顔画像が公開されました。
≪小島一朗(こじま・いちろう)経歴/プロフィール≫
名前:小島一朗(こじま・いちろう)
年齢:22歳
出身:愛知県一宮市
学歴:愛知県内定時制高校卒業→職業訓練校
職歴:埼玉県内の会社に1年勤務
退職理由:人間関係が合わない
家族:両親、祖母、叔父
兄弟の有無は分かっていませんが、
愛知県一宮市で両親と過ごしていたようです。
しかし、両親との折り合いは悪く、
家族の元を離れて、
愛知県岡崎市に住む叔父と住んでいたことが確認されています。
(2016.4~)
この時は、無職状態だったとみられ、
2階の部屋に引きこもって一日中
パソコンを触っていたようです。
生活費はどうしていたのでしょうか。
おそらく両親は、定職に就かず
ふらふらしている息子のことを手に負えない
としながらも、生活費などの金銭援助はしており、
叔父宅に任せていたのではないでしょうか。
親戚の話によりますと、
自閉症と診断されていた小島一朗容疑者。
昨年2~3月には岡崎市内の精神科病院に
入院していたようです。
自閉症は病気ではありませんし、
入院することもないと思うのですが、
「自閉症」という言葉が
この事件によって一人歩きしてしまうことが
大変気がかりです。
入院した事実があったとしても、
「自閉症」ではなく、他の精神疾患や、
体の不具合などではないかと思われます。
家族は、自分たちでは手に負えない息子を
病院の管理下において
ひとまずの心の安心を獲得していたのでは
ないでしょうか。
しかし、小島一朗容疑者は
この一連の疎外感が、
劣等感を招き、
「俺はこの世は嫌だ」
「死にたい」
という、無気力感に繋がったのではないでしょうか。
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ネグレクト両親への当てつけ犯行か?
今回の犯罪も、容疑者は
職業「無職」の犯行です。
しかし、無職であることから、
無気力であったり、生きる糧を見失っただけ
ではなさそうです。
今年1月に「旅に出る」と言い残し、
自転車に乗って自宅を出ていったようです。
こういった「家出」行為は、
これまでも何度かあったようです。
携帯などを持っていたのかは不明ですが、
この「家出」の目的も大変気になります。
20歳を過ぎた成人男性ですので、
人に危害を加えなければ、ある程度放任主義
という両親の教育方針だったのかもしれませんが、
複数回こういったことがあれば、
やはり心の病か、何か重要な闇を一人で
抱え込んでいたのでは?
とさえ思えてきます。
こういった家出を複数回起こし、
都度警察に保護されて、自宅に戻ってきたという
小島一朗容疑者。
家出の度に、
警察に捜索願を提出していたのでしょうか?
いつものことだからと、
放任主義だったのでしょうか?
この2択が、実は小島一朗容疑者の心を大きく
左右することになっている気がします。
両親の大きな愛情に
守られていると思っていたからこそ、
これまでは、人に危害を加えるようなことをしなかった
小島一朗容疑者が、
1月から5ヶ月以上も自宅を留守にしているのに
両親から何らコンタクトがなければ、
心が完全に孤立してしまって、
両親の目と心を振り向かせたい一心で
今回の凶行に及んだのではないかと
思えて仕方ありません。
もちろん、小島一朗容疑者の行った犯行は
絶対に許すことが出来ません。
亡くなった被害者の方もいらっしゃいますし
重傷を負った方も、そして現場に
居合わせた多くの目撃者の心の傷は
いつまで経っても消えないと思います。
これから犯行動機が語られると思いますが、
小島一朗容疑者の愛されたいという
心のわだかまりがあったのかなかったのか
注目したいと思います。
亡くなった会社員男性のご冥福を心よりお祈りいたします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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