2004年9月、岡山県津山市総社の市立北小3年筒塩侑子(ゆきこ)さん(当時9歳)が帰宅後、
殺害された事件で、逮捕された勝田州彦(くにひこ)容疑者(39)が犯行状況を淡々と語り始めました。
自宅住所が兵庫県加古川市にある勝田州彦容疑者は、用意周到に犯行現場と
対象女児を選別していました。「地元では犯行がすぐばれるから」
この言葉の意味とは? 生い立ちが歪んだ性衝動に!犯行手口もアザトイ!無抵抗女児を,,,許せない
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勝田州彦,生い立ちが歪んだ性衝動に!
小学校3年生だった筒塩侑子(つつしお・ゆきこ)さんが殺害された事件で
逮捕された勝田州彦容疑者は、
「地元では犯行がすぐばれるから」
という供述を始めたようです。
犯罪歴の多い勝田州彦は、両親が元警官という厳格な家庭に育った
少年時代。
大人しく内気な性格だったことが伝えられています。
時期は不明ですが、学生時代いじめに遭っていたという情報も。
そんな中、なぜか腹にナイフを刺すという行動に出た
勝田州彦少年。
腹から血が流れる様子に生きてるという実感をしたといいます。
この自傷行為を繰り返すことで、
何とも言えない興奮を感じたようです。
いじめ→自傷行為→治療
の負のサイクル。
通院歴は1度や2度では収まらなかったようです。
この頃の様子が、あまり伝わってこないのは、
学校側や同級生には一切知られてなかったことが想像できます。
もちろん、衣服に血がついていたり、
部屋の中に凶器があったりすれば、
その自傷行為に両親は気付きますが、
病院には連れて行っても、
学校には言わないでほしいと口留めしていたのではないでしょうか。
これには、両親の教育方針も関係しているでしょうが、
警官だったという両親の職業も大きく関わっていると思えてなりません。
いじめがきっかけで内気な性格が一層顕著になり、
勝田州彦容疑者は、その娯楽を友たちではなく、
アニメに見出すようです。
好きなジャンルは美少女系。
特に美少女たちがいじめられて苦しむような「美少女S〇系」
というジャンルがとりわけ好みだったようです。
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犯行手口もアザトイ!無抵抗女児を,,,許せない
気になるのは筒塩侑子さんと勝田州彦容疑者の接点と犯行手口。
二人は面識がありませんでした。
たまたま下校途中、通りを歩いている筒塩侑子さんをみかけて
「かわいいなあ」
と思った勝田州彦容疑者。
自宅のある兵庫県加古川市から車で岡山県津山市総社の現場付近を
走行していたときに、筒塩侑子さんを見かけたようです。
そこで車を降り、尾行。
玄関付近で、
「時間を尋ねるふりをして声を掛け、侑子さんが確認のために家に入るのと一緒に入った」
と供述。
小学校3年生の筒塩侑子さんは、時計が読めたでしょうから、
優しい子だったのでしょうね。
「いいよ、待ってて、見てくる」
などと言い、自宅に入っていったのでしょう。
この時間を聞くという行為、
数々の余罪がある勝田州彦容疑者ですが、
被害に遭った女児たちは6歳~中学生まで幅広い年齢層です。
名札には小学校3年生と書いてあったでしょうし、
もし名札を隠して下校していたとしても、
言葉巧みに、いくつなの?
と聞いていたかもしれません。
小学校3年生頃と分かった上で、
おそらく時刻を聞いたと思います。
しかも無抵抗でありそうな子を選別していたのではないかとさえ思えてきます。
優しい筒塩侑子さんの気持ちを逆手にとって、
踏みにじったかと思うと胸が痛みます。
許せないです。
加古川市から津山市までは車で1時間半ほどの距離。
目的があってドライブしていたわけではなさそうです。
犯行の機会を伺っていた勝田州彦容疑者は、
女児を物色するか如く、ドライブをしていたようです。
たくさんの余罪がある勝田州彦容疑者は
顔見知りがいる地元を避けて、自宅から遠方地を目指したようです。
「いたずら目的で首を絞めた。(侑子さんの)顔色が悪くなり、怖くなって逃げた」
「殺すつもりはなかった」
などと供述しているようですが、
警察は心理的分析や、動機の丁寧な解析、加古川市への訪問回数なども含めて
丁寧に捜査を進めていく方針です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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