5月17日、名古屋市中区錦のネットカフェで、愛知県尾張旭市に住む大竹智之さん(35)が
面識のない男に突然、ナイフで刺され死亡しました。逮捕されたのは、稲田府見洋容疑者(22)
「職に就けずにいらだっていた」1ヶ月前から凶器を購入し、用意周到な犯行に見えます。
勤務先はキャバクラ、統合失調症と診断され、薬に反発して未服用の時に起きた事件でした。
スポンサーリンク
目次
稲田府見洋の勤務先はキャバクラ!
5月17日、名古屋市中区錦のネットカフェで起こった殺人事件。
逮捕された稲田府見洋(いなだ・ふみひろ)容疑者は、
千葉県松戸市出身。
学生時代はやんちゃなグループに属していたといいますが、
根は優しい性格だったと言われています。
高校へは進学せず、ラーメン店など飲食店を転々としていましたが、
昨年3月、父親(59)の実家の福島県に引っ越し、
農業を手伝っていました。
どこに行っても何をしても長続きしないようで、
約1年経った今年4月19日、
「板前になるので京都に行く」
と家を出たが、
行きついた先は岡山市のキャバクラでした。
引用:中部テレビ
突然面接を希望しに店に現れ、
採用されたものの




引用:中部テレビ
大人しく笑顔がない青年は、
少し浮いていた印象だったようです。
会話の糸口を見つけようと、話をしていくと
旅行が好きなことが判明したようです。
しかし、稲田府見洋の素性を掘り下げると、
単純に旅行が好きというよりも、
働いた先で、人間関係がうまくいかず、
職と、住居を転々としていたようです。
このキャバクラでも突然、行き先を告げずにいなくなったといいます。
スポンサーリンク
統合失調症で薬飲まなかった日の犯行だった
動機解明に繋がるのでしょうか。
20歳頃、稲田府見洋容疑者は、
統合失調症と診断されたようです。
稲田容疑者は幻覚や幻聴の症状などの自覚症状があって診察を受けたようです。
医師からの処方は毎日の薬の服用を指示。
「自分は病気じゃない。親に薬を飲まされるのが嫌だった」
と最近は服用を自らの意思で辞めていたようです。
事件が起こった5月17日も、
服用薬は飲んでいなかったとみられます。
亡くなった大竹智之さん(35)は、
稲田府見洋容疑者の居た個室の二部屋先の位置でした。
物音のほとんどしないような環境だったのでしょう。
また満室ではなかったようなので、
余計に静かな空間だったことは容易に想像できます。
稲田府見洋容疑者は、
資格の勉強のため来店していた大竹智之さん(35)の
ページをめくる音がいらついたと話しています。
定職に就こうと努力をしていた様子の稲田府見洋容疑者。
事件直前、名古屋市のハローワークで紹介された
会社の採用面接を受けたが不採用だった事件背景。
事件当日の様子を
「いらいらしていて、たばこを吸っても抑えられなかった。
紙のページをめくる音がとても大きく聞こえた」
と接見した弁護士に話しているようです。
病気のせいなのか? 服薬を怠ったためか?
もっと根深い動機があるのか?
これからもこの事件が気になります。
改めて大竹智之さんのご冥福をお祈りいたします。
最後までお読みいただいありがとうございます。
スポンサーリンク