後悔先に立たずの謝罪文
前代未聞のドーピングドリンク問題に続報です。
鈴木康大が1月9日に書いた直筆の謝罪文が弁護士事務所を通じて、発表されました。
昨年9月の日本カヌースプリント選手権でライバル選手である小松正治選手のドリンクボトルに
禁止成分を含むステロイドを混入させた前代未聞の事件。
これにより、鈴木選手は日本アンチ・ドーピング機構(JADA)から8年間の資格停止処分を下されています。
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謝罪文全文
今朝、報道がなされたとおり、この度、私、鈴木康大は同じ日本代表のメンバーであった小松正治選手に対し、ドーピング検査で陽性反応が検出されるサプリメントを投与したことに間違いありません。
私の犯したことにより小松選手にいわれのない嫌疑を与えてしまい本当に申し訳ございませんでした。またドーピングゼロ宣言をして東京オリンピックに邁進されている関係者の皆さまに多大なご迷惑をお掛けしたことに深くお詫び申し上げます。
本件については、現在、警察で捜査中であり、すべて包み隠さずご説明しているところです。捜査に支障を与えてはいけないとのことから、詳細は申し上げられませんが、すでにJADAの聴聞会でご説明したとおり、全面的に私の責任に違いないことをお話しています。
私に実力が無いにも関わらず、努力することを怠り、アスリートとして、また社会人としてあるまじき行為をした事について深く反省し、小松選手を始めとする全てのカヌー関係者、応援して下さった皆様、ファンの皆様を裏切ってしまったことについて深くお詫び申し上げます。
鈴木康大
引用:デイリー
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良心の呵責で申し出たが、復帰の可能性はゼロ?
謝罪文からは、反省の様子が伝わりますが、彼にはドーピング問題だけでなく、
ライバル選手への道具破壊や盗みなども取りざたされています。
東京五輪を目指すトップ選手が、若手のライバルを陥れた事件。
次回オリンピック開催国としてもイメージダウンとなりました。
失ったイメージは回復できるのか?
日本カヌー連盟は厳正な処分を科すと表明していますが、8年の出場停止は
事実上、鈴木選手の選手生命をはく奪したようなものです。
後悔先に立たず
とはまさにこのこと。
良心の呵責に苛まれる前に、これは犯罪だという認識で
踏みとどまることができなかったのかと 日本代表にもなっている有望選手なだけに
大変残念です。
被害者の小松正治選手の今後のご活躍を応援するのはもちろんですが、
鈴木康大選手には、ぜひ立ち直っていただきたい。
そう心より願います。
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