茨城県大洗町磯浜町の海岸 中1長男助けに海に入った母
21日午後3時50分ごろ、茨城県大洗町磯浜町の海岸で、2人が波にのまれたのを観光客が目撃し、110番通報。
2人のうち水戸市杉崎町の会社役員、大関明美さん(53)が、
約20分後に消防署のダイバーに発見され、搬送先の病院で死亡。
もう1人は大関さんの中学1年生の長男(12)で、自力で陸に上がり無事でした。
スポンサーリンク
詳細

水戸署によると、現場は大洗磯前神社の神磯の鳥居近くの岩場。最初に長男が波にさらわれ、大関さんが助けようとして海に入ったとみられる。
引用:朝日新聞社
スポンサーリンク
なぜ親子は海岸にいたのか
「海で男女が溺れている。波が高くて救助できない」
警察に通報があったのは、たまたま通りがかった人からでした。
長男が先に波にさらわれ、母親である大関さんが助けようとして海に入ったところ、
高波にさらわれた、あっという間のことだったとようです。
水戸地方気象台によりますと、現場付近の波の高さは当時1.5メートルほどでしたが
注意報などは出ていませんでした。
大洗海岸は、茨城県東茨城郡大洗町にある海岸で景勝地としても知られています。
現場は観光地として知られる大洗磯前神社(おおあらいいそまえ)近く。
岩場が多く、自然が豊かなことより観光スポットにもなっているようです。



二人の住まいの水戸市杉崎町から大洗海岸までは、車で30分ほど。
親子は観光で来ていたようです。
波を間近でみようと、岩場を渡っていて、長男が足を踏み外したのでしょうか。
詳しい経緯は分かっていませんが、母親の大関明美さんは、助けたい一心で、
波が高いこともお構いなしに飛び込んだのだと思います。
自分の命を惜しまずに、息子に捧げたのだとすると本当に切ないです。
会社役員だったとされる大関明美さんの顔画像はまだ特定できていません。
息子さんも、いま呆然無念だと思います。
警察の調べを見守っていきたいと思います。
大関明美さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
スポンサーリンク