1/28追記:
男の子は両親との3人暮らし。父親と二人で3時間ほど昼寝をしていましたが、父親が起きたら男の子が隣にいなかったとのこと。
大阪府堺市堺区の住宅で27日午後3時ごろ、5歳の男の子が「洗濯機の中に子どもが閉じ込められて意識がない」と
119番通報がありました。父親が洗濯機の中から男児を救出したが、搬送先の病院で死亡が確認されています。
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目次
洗濯機の事故はなぜ減らない?わんぱく盛りの男の子には秘密基地なのか
最近、ドラム型の洗濯機の売上が伸びています。
このご家庭の洗濯機もドラム式の洗濯機をお使いだったようですね。
一般的にはドラム式洗濯機の開閉部分は床から50センチ。
(使用されていた洗濯機は高さがおよそ1メートル、幅70センチ余り、奥行き60センチほどで、ドアが閉まると内側からは開けられない構造になっていました。)
ちょうど5歳くらいの男の子がかがんでのぞき込む視界に、ぴったりとはまります。
多くのドラム式洗濯機の開閉部分は、洗濯している様子が見えるように透明か半透明であり、
ロックしていなければ簡単に開閉もできますので、
のぞき込んで、適当な大きさで、また丸くメタリックで、
ちょうど戦隊ものの秘密基地のようにイメージしてしまったのでしょう。
入りたくなる気持ちはよく分かります。
ドラム式の洗濯機が登場する前は、5歳の男では、ふみ台を用意して登らない限り、
洗濯機の中に入ることは出来ませんし、洗濯機内部もかなりの深さがありますので、
中に入るのも難しく、また折りたたまれた蓋を内部から閉じるのは困難だと思われます。
詳細は分かりませんが、ドラム型洗濯機であれば、容易に中に潜入でき、
また少し工夫すればきっちり洗濯機の開閉部分を閉め切ることは可能だと思われます。
最新のドラム式洗濯機では、相次ぐ同様の事故に対応してこのような危険を回避すべく、
内側からロックできないような設定になっているようですが、
こちらのご家庭で旧式を使っていたのか、また最新式でもそのような設定がなかった洗濯機だったのか
また不運に不運が重なってしまったのか。。。
男児の死因は明らかになっていませんが、ドラム式洗濯機は、一度閉まると、
性能上気密性が非常に高く、窒息した可能性が考えられます。
このドラム式洗濯機のメーカーはどこ?
とか、メーカーの責任は?なんて声が今後聞こえてきそうです。
洗濯機は、作動してなかったとは思いますが、締め切った密室の中、声も届かず男の子は
とてもこわい思いをしたでしょうね。
メーカーは注意を促していますが、やんちゃ盛りの子供の行動は予測不能。
3年前にも同様の事故で7歳男の子が死亡しています→関連記事はコチラ
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顔画像と名前を調査!父親は何をしてたのか
1/28追記:
洗濯機はドラム式で、1階の洗面所に設置されていた。
発見当時、洗濯機は動いていない状態だったが、扉は閉まっていたそうです。
事件は土曜日の15時頃起きています。
第一発見者は31歳の父親ですので、この日父親は仕事が休みだったと思われます。
家の中の事故であれば、子供の気配は常に感じていると思いますが
子供が洗濯機の中に入ってしまったことに気付かなかったことの理由は
1.父親が昼寝していた
2.父親が仕事をしていた
3.テレビやゲーム、趣味に没頭していた
4.家の中が広く、子供の居場所を意識できなかった
5.育児放棄
などが挙げられます。
(1/28追記:父親は男の子と一緒に昼寝をしていたが、目が覚めたら男の子がいなかったとのことです。)
5の育児放棄については無いと思いますが、母親はどこにいたのかは気になります。
母親が仕事で、父親が育児を担当した日だったのでしょうか。
男児の顔画像と名前は明らかになっていません。
これから事故詳細が明らかになれば、詳細も分かってくるかもしれません。
この事件の詳細を引き続き追っていきたいと思います。
男の子のご冥福を心よりお祈りいたします。
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