身重の妻を差し出し言い逃れ 大砂嵐運転は防犯カメラがバッチリ記録
今月3日、大相撲の十両・大砂嵐(おおすなあらし)(25)=エジプト出身、大嶽部屋=がスキーをしに訪れていた志賀高原(長野県山ノ内町)で、
無免許で車を運転して追突事故を起こしたとして、長野県警が道路交通法違反(無免許運転)の疑いで
捜査していることが21日分かりました。大砂嵐は、容疑を否認しています。
これにより、14日から行われている初場所は、9日目の22日から休場する。
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事故当初、車に同乗していた大砂嵐の妻が、自分が運転していたという趣旨の説明をしていましたが、
県警が防犯カメラを確認したところ、大砂嵐が運転していたとみています。
21日夜、大砂嵐は日本相撲協会が行った調査に、
「車の所有者は(エジプト出身の)妻。妊娠している妻が事故を起こし、かばうために運転席に移った」と話し、
自身は運転していないと完全否定。
加えて追突事故の被害者の損害に対する弁済はしていると説明。
大砂嵐も取材の場に同席したが、うつむいたまま、質問には答えなかった。



弁護士によると、大砂嵐は国際運転免許証を持っていたが、期限が切れており、日本での運転免許証も所持していないようです。
また妻も同様に免許を持っていないようです。
日本相撲協会では内規で現役力士の自動車運転を禁じており、協会によると大砂嵐も誓約書を取り交わしています。
今回の事故について協会と師匠の大嶽親方(元十両大竜)に報告していませんでした。
この点について弁護士は「警察に(主張が)理解された段階で説明するつもりだった」と話しています。
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これから期待が高まる力士、アフリカ大陸初の力士だった
大砂嵐
本名:アブデラフマン・アラー・エルディン・モハメッド・アハメッド・シャーラン
出身:エジプト・ダカリーヤ
体型:190㎝ 160キロ
相撲のきっかけ:
14歳だった大砂嵐は、ボディビルに夢中だったが、そこで出会った細身の青年と相撲で勝負したところ、
何度やっても勝てなかった。これが非常に悔しかった。
15歳で地元のクラブで相撲を始め、大学を休学して2011年夏に来日。
アフリカ大陸出身者初の力士として、12年春場所で初土俵。
13年名古屋場所で新十両、同年九州場所で入幕を果たした。
最高位は前頭筆頭。
また初のムスリム力士として活躍。
場所中、断食して臨むこともあります。
大相撲をめぐっては不祥事が続いています。
・元横綱日馬富士=引退=が昨年10月に傷害事件
→今月、簡易裁判所から罰金50万円の略式命令。
・昨年12月には立行司の第40代式守伊之助が泥酔し、別の行司にセクハラ
→日本相撲協会は3場所出場停止の懲戒処分。
内規で運転禁止であれば、その時点で処分が下されると思いますが、
加えて、無免許
そして、妻を身代わりにした
という3重苦。
大嵐が会見で無言だったのは、自分の進退が怖くて発言できなかったのかもしれません。
しかし、相撲協会に不祥事は続きますね。
日馬富士の時もそうでしたが、親方の知らない出来事。
怖くて報告できなかったのだと思いますが、
今回の大嶽親方も、監督責任はしっかりとらされると思います。
外国人力士が増えていく中で、日本人の作った相撲界の規則は、彼らにはそぐわないのかもしれません。
理事長はどう判断するのか。
記者会見で押し黙っておびえた表情をしていた大砂嵐は引退なのか?
今後の行方が気になります。
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