北海道小樽 男に介護は任せられないのか 80代夫婦の憂鬱
1月20日未明、北海道小樽市のマンションで、80代妻を包丁で切りつけ重傷を負わせたとして、85歳の男が殺人未遂の現行犯で逮捕されました。
逮捕されたのは小樽市の無職、菅原武男容疑者(85)です。
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詳細
菅原容疑者は20日午前2時30ごろ、自宅マンションで80代妻の首や頭などを、刃渡り約17センチの包丁で切りつけた殺人未遂の疑いが持たれています。
妻は頭やあごを切る重傷ですが、命に別条はありません。
警察の調べに菅原容疑者は「妻をケガさせた」などと供述、殺意についても認めているということです。
引用:UHB 北海道文化放送
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妻は骨折で要介護 未明の犯行は衝動的か
菅原容疑者は、3か月前から骨折した妻を介護していて、警察は介護疲れによる犯行も視野に調べているようです。
老老介護の場合、男性側が女性側を傷つけるケースがとても多いように思います。
そもそもそれは、男性は仕事中心の人生を送っていたことで、物事を円滑に円満に処理する能力は
高められてきたと思いますが、女性のように身の回りの世話や家事を人生の中で行う機会がなかったためのようです。
いまでは、「イクメンパパ」や「料理好き男性」も増えてはいますが、
それは、現役世代で働いている人に多く、菅原武男容疑者は85歳。
3ヶ月前にいきなり倒れた妻(骨折の部位や程度は分かっていませんが)の身の回りの世話を
急に始めることはほぼ不可能だと思います。
行政やヘルパーなど、うまく頼れる人を見つけて自分自身の時間を増やすことができていたらなと思います。
菅原武男容疑者の顔画像は探せませんでした。
幸いのところ、奥様の命の心配はないとのこと。
奥様のケガのご回復を心よりお祈りいたします。
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