岐阜県瑞穂市馬場前畑町 ひき逃げ犯 30分後に改心
19日朝、岐阜県瑞穂市(みずほし)の県道で高齢の女性が車にはねられ死亡したひき逃げされた事件で、
事件から30分後に「事故を起こした」と自ら通報した60歳の男を逮捕しました。
逮捕されたのは本巣市のアルバイト大野幸則容疑者(60)で、19日午前6時ごろ、岐阜県瑞穂市馬場前畑町(ばば・まえはたまち)の県道で近くに住む無職城智恵子(じょう・ちえこ)さん(87)をひき逃げし死亡させた疑いです。
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警察によりますと、大野容疑者は派遣労働者の送迎のためワンボックスタイプの乗用車を運転していたところ、城さんをはね、その後車に4人を乗せ3キロほど走ったところで「自分が事故を起こしました」と通報したということです。調べに対し大野容疑者は「間違いない」と容疑を認めています。
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仕事仲間に説得された30分か 見通しよい県道での事故に疑問
現場は片側一車線の見通しのよい直線道路です。
朝6時頃ということで、交通量も少なかったのではと想像されます。
横断歩道も見当たりませんので、亡くなった城智恵子さんは、日課の散歩などをしていたのでしょうか。
逮捕された大野幸則容疑者に、飲酒運転などの報道はないため、わき見運転かスピードの出し過ぎが
考えられますが、同僚を乗せての送迎の仕事だったということで、
緊張感を持って乗務していたはずです。
事故現場をそのまま立ち去り、3キロほど走行しての自ら110番通報。
自分一人では怖くて逃げたのでしょうが、同乗していた同僚に30分かけて
説得されたとみられます。
仕事中の事故ということで、その責任を勘定してしまったのでしょうか。
大野幸則容疑者の顔画像は特定できておりません。
これからの事故原因の解明、逃げた動機や詳しい当時の状況などの詳細が待たれます。
城智恵子さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
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