事件詳細
18日午前8時54分頃、京都府亀岡市南つつじケ丘大葉台2丁目の住宅で、
宅配業者の男性から「(男が)奥さんをあやめたと言っている」と110番があった。
住人の江原千鶴子(えはら・ちづこ)さん(71)が右腹から血を流して倒れており、亀岡署は殺人未遂の疑いで、
現場にいた夫で元京都府警警察官の江原宣雄(えはら・のぶお)容疑者(73)を現行犯逮捕した。
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事件詳細
千鶴子さんは搬送先の病院で約1時間後に死亡が確認された。同署は容疑を殺人に切り替えて捜査する。江原容疑者は「口論になって腹が立ち我慢できなくなって刺した」と供述しているという。
逮捕容疑は18日午前8時50分ごろ、妻の千鶴子さんの右腹を刃物で刺して殺害しようとした疑い。
亀岡署によると、夫妻は2人暮らしとみられる。当時、近所を宅配中の業者が女性の悲鳴を聞き、屋内に入ると千鶴子さんが倒れ、近くに江原容疑者が立っていたという。
現場は新興住宅街の一角。近所の人によると、千鶴子さんは2年ほど前の事故で後遺症が残り、江原容疑者が身の回りの世話をしていたとみられる。
引用:京都新聞
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口論の中身は身内の悪口、介護鬱も重なったか


引用:テレ朝news
現場は亀岡の閑静な住宅地。
近くを通った宅配業者の男性が、
「助けて」という悲鳴を聞いたために家の中に入ると
台所付近で包丁が刺さったままの千鶴子さんが意識不明の状態で倒れていたということです。
妻の悲鳴はかなりの大きさだったようで、他にもこの悲鳴を聞いた近所の住民はいるようです。
江原容疑者は元京都府警の警察官で、調べに対し、
口論理由は「妻に他界した両親の悪口を言われた。以前から口論することがあり、けさも言われて、我慢の限界がきた」
などと話し、容疑を認めています。
江原容疑者は、妻千鶴子さんの身の回りの世話をしていたといいますから、
介護疲れもあったのではと推測されます。
二人暮らしだったのではとみられるこの夫婦。
日々の暮らしを妻と生活していく中で、看病の疲れが重なる中、
他界した両親の悪口が、発端で衝動的な行動に出てしまったのでしょうか。
夫婦間、特に長年連れ添った夫婦間の口論で、事件になるケースが最近目立つようになりました。
これは、やはり核家族化gは進む中で、子供も巣立ち、ご近所付き合いも盛んではなく、
閉鎖的に暮らしている場合、話し相手もなく、鬱々と不満を募らせ、何かのきっかけで一気に
衝動的行動を起こしてしまうことが原因なんだと思われます。
行政などは、こうしたことに注目し、福祉やコミュニティの充実を図っているようですが、
なかなか全方位にまで及ばないのが実情だと考えられます。
元警官だと伝えられる江原亘雄容疑者の顔画像はいまのところ特定出来ておりません。
妻、江原千鶴子さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
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