サム・バラード(27)さん、ナメクジ食べて死去、一体なぜ食べた?
オーストラリア・シドニー在住の27歳の男性、
サム・バラード(27)さんが8年間の闘病生活を
送っていましたが、11月2日亡くなりました。
ナメクジを食べた男として、その体調が
心配されていましたが、帰省中に脳を侵されたことが
原因の病『広東住血線虫』
が死因のようです。
なぜ、サム・バラード(27)さんは
ナメクジを食べたのでしょうか?
どんな闘病生活で、病状はどうだったのでしょうか?
藤田ニコルさんもナメクジ食べた?
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目次
ナメクジ食べた豪男性サム・バラード死去、なぜナメクジ食べた?
In this special report @Lisa_Wilkinson talks to the amazing family and friends of Sam Ballard #TheProjectTV pic.twitter.com/UXY5KGeWjF
— The Project (@theprojecttv) 2018年4月1日
引用:Twitter
ナメクジを食べよう、
そう思ったことがある人が
一体どれくらいいるでしょうか?
オーストラリアのシドニーで、
ナメクジを食べた男性が亡くなりました。
享年27歳。
あまりにも早すぎる死です。
男性はどうしてナメクジを食べたのでしょうか。
引用:Twitter
こちらが、その男性。
サム・バラードさん、当時19歳でした。
年齢:享年28歳
住所:オーストラリア・シドニー
いまから8年前、2010年、
サム・バラードさんは友人の自宅の中庭で
仲間たちとホームパーティーを
開いていました。
仲間たちとおいしい料理とワインをあてに
楽しい会話をしていたようです。
そんな中、一匹のナメクジが
皆の目に飛び込んでみたといいます。
お酒もかなり進んでいたのでしょう。
という話になり、19歳のサム・バラードさんは
悪ふざけでナメクジを飲み込んだといいます。
おそらく、その後どうなるかなんて考えずに
酔った勢いもあって、口にいれてしまったのでしょう。
サム・バラードさんは身体に力が入らなくなって
両足の激しい痛みを訴えるようになりました。
寄生虫に感染してしまったのです。
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昏睡状態車椅子の闘病生活が悲惨すぎる
病院に行ったサム・バラードさんは
病状をナメクジの寄生虫「広東住血線虫」が原因
と診断されます。
寄生虫は脳に感染し、髄膜炎を発症。
420日間、昏睡状態となります。
奇跡的に一旦意識は回復したようですが、
元のサム・バラードさんの姿はそこにはありませんでした。
引用:https://sakamobi.com/news/namekuji-marunomi
一緒に写っている女性は、サム・バラードさんの
母親です。
母親は献身的に世話をしたようです。
サム・バラードさんは、体が麻痺が残り
自力で食べること、歩くことはおろか、
ほとんど動くことも出来ない状態。
あんなに元気だった青年が、
24時間介護が必要な状態になったのです。
しかし、精神状態はしっかりしていたといいます。
しかし、母親の献身的な介護も虚しく、
サム・バラードさんは今月2日、
シドニーの病院で、家族や友人に囲まれて
亡くなりました。
引用:https://sakamobi.com/news/namekuji-marunomi
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広東住血線虫とは?予防は?日本での死亡者は?
藤田ニコルもナメクジ食べた?
“脳に寄生し髄膜炎を起こす広東住血線虫 米国で拡大 ハワイ70人感染 過去には沖縄でも…”(2017年06月29日) https://t.co/prq05fVLYi
生野菜やジュースの中に入っているカタツムリやナメクジのほか、これらをエサにしている淡水エビやカニ、カエルを生焼けで食べることでも感染。#ナメクジ #寄生虫 pic.twitter.com/Eg6LDd1q6h
— ハザードラボ公式⚡防災防犯 (@hazardlab) 2018年11月6日
引用:Twitter
成虫はドブネズミやクマネズミなどの肺動脈内(心臓から肺にいく血管)に寄生する体長22~23mmの線虫です。肺動脈内に産み落とされた虫卵は、肺の毛細血管内で孵化し幼虫になり、肺胞から気管、食道、胃、腸を経て糞として外界に出ます。この幼虫が中間宿主に経口的あるいは経皮的に入ると、体内で発育し感染幼虫になります。これをネズミが食べると肺動脈内で成虫になります。ヒトが幼虫に感染した中間宿主を食べると、脳や脊髄の血管や髄液の中に寄生し、髄膜脳炎の症状を起こしますが、幼虫自身は成虫になることなく死滅します。
【広東住血線虫はどこにいる?】
帯・亜熱帯地方の台湾、タイ、インドネシアなどの東南アジアや太平洋諸島に分布しています。日本では、琉球諸島に比較的多くみられますが、日本全国の港湾などのネズミやマイマイ、ナメクジなどからこの寄生虫が検出されたことが報告されています。
【日本での死亡例は?】
平成12年に沖縄県・嘉手納基地内の女児(7歳)が我が国で初めて広東住血線虫という寄生虫による髄膜脳炎で死亡した1件のみ
【予防は?】
カタツムリやナメクジ、タニシ、カエルなどを生で食べてはいけません。火を通せば安全ですが、東南アジアなどこの病気が多い地域ではこれらのものを口にしないほうが安全でしょう。ナメクジがよくつくキャベツやレタスなどの生野菜はよく洗ってから調理しましょう。
引用:愛知県衛生研究所
このニュースを受けて、タレントの藤田ニコルさんが
ナメクジ食べた人亡くなってしまったの…?私もナメクジ食べた事あるけど…😢
— 藤田 ニコル(にこるん) (@0220nicole) 2018年11月7日
引用:Twitter
『私も食べた』と投稿。
かつてテレビ番組でナメクジを食べた経験を振り返り、
不安を吐露しました。
さすがにテレビ番組内の出来事ですので、
きちんと加熱調理したナメクジだったと
思われます。
ファンは即座に反応。
藤田ニコルさんの動揺を抑えるツイートが
展開されていました。
『ナメクジを食べたい』
という衝動にかられることは
ないとは思いますが、日本にも
広東住血線虫という寄生虫はいるようなので、
私たちも他人事とは思わず、気をつけたいと思います。
サム・バラードさんのご冥福を心よりお祈りいたします。
最後までお読みいただき有難うございます。
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