フネ役声優・麻生美代子さん、波平ではない夫の元へ旅立つ
長寿番組の名キャラクターを支えた
大物声優が死去したという悲しいニュース。
麻生美代子さんといえば、
優しい声のお母さん『サザエさん』の
お母さん、磯野フネ役で長年同番組を
支ええてきた立役者です。
死因は老衰。享年92歳。
愛される声優は、和風総本家のナレーターとしても
ご活躍されていましたが
近年は活舌が悪いのでは?
と心配されていました。
麻生美代子さんの現在、
夫や子供、経歴が知りたい。
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目次
麻生美代子の経歴とは?フネはいつから演じているの?
先日、ちびまる子ちゃんの作者、
さくらももこさんが乳がんで亡くなったという
ニュースが流れ、ちびまる子ちゃんの
特別編成バージョンが放送されたばかりですが、
今回は、サザエさんでの訃報です。
サザエさんの中で、いつも穏やかで
サザエ、カツオやワカメの優しいお母さんであり、
夫、波平とのやりとりも
ホンワカさせていた『フネ』役声優だった
麻生美代子さんが亡くなりました。
死因は老衰。享年92歳でした。
本名:左近允 美代(さこんじょう みよ)
出生地:東京都・田端
生年月日:1926年4月7日
没年月日:2018年8月25日
年齢:92歳没
血液型:A型
身長:150 cm
体重:40㎏
特技:演画
趣味:スキューバダイビング
職業:声優、女優
事務所:東京俳優生活協同組合
配偶者:左近允洋( ~2008年/音響ディレクター)
【声優活動】
活動期間 :1966年 – 2018年
ジャンル :アニメ、ゲーム、吹き替え
デビュー作:ウルトラ婆さん
『魔法使いサリー』アニメのデビュー作
【俳優活動】
活動期間 1949年 – 2018年
ジャンル テレビドラマ、映画、舞台
引用:Wikipedia
2003年 煙が目にしみる (舞台)
2005年 あおげば尊し (映画・市川準監督)
2008年 和風総本家 (テレビ東京) ナレーション
主な出演作品
【アテレコ・アニメ】
サザエさん アルプスの少女
【テレビ】
ディロン〜運命の犬 魂萌え!
【ナレーション】
和風総本家 きよしとこの夜
【映画】
あおげば尊し
【舞台】
オンリーユー 煙が目にしみる
出典:日本タレント名鑑(VIPタイムズ)
麻生美代子さんといえば、
何と言ってもフネ役ですよね。
最近、そのフネ役に交代があったことを
ご存知の方はどれほどいらっしゃるでしょうか?
麻生美代子さんが
『サザエさん』の磯野フネ役を
演じたのは、1969年10月5日の放送開始から
2015年9月27日まで。
現在92歳の麻生美代子さんですが、
演じ始めた当初は43歳で当然ながら
お若いですよね。
演じ始めた当初は、
麻生美代子さんご自身も
『サザエさん』がこんなに
長寿番組なるとは思っていなかったでしょうし
声優自身が年齢と共に
役に近づいていく典型的なパターンではないでしょうか。
とはいえ、割烹着姿でお団子ヘア、
昭和初期のお母さんの典型的な姿である
フネですが、
子供はサザエさんだけではなく、
カツオやワカメもフネさんの子供です。
サザエさんは結婚してタラちゃんという子供もいますので
成人している設定でしょうが、
小学生二人の母親でもあるフネさんですから、
実は、麻生美代子さんが演じ始めた
43歳というのは、
フネの設定年齢にとても近いのではないでしょうか。
サザエさんは27歳という設定のようです。
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麻生美代子声優の現在は和風総本家ひどいで活舌が心配された?
麻生美代子さんが、フネの声のまま
ナレーションをしていることで
人気だった番組があります。
それが、『和風総本家』
(木曜日 21:00~21:54テレビ東京系列)
元々の番組スタートは
2007年11月4日の『日曜ビッグバラエティ』(テレビ東京制作)
で放送された『日本和風検定』の放送コンセプトや企画を基礎として、
制作局をテレビ東京から系列局のテレビ大阪に移管した
いわば、人気コーナーが、独立した感じのスタートでした。
番組タイトルを『和風総本家』と改め、
2008年2月18日19:00 – 20:48(JST)に2時間の単発番組として放送。
これが視聴率が良かったため、
同年4月14日より
毎週月曜日20:00 – 20:54(JST)にレギュラー放送を開始
2009年10月より
毎週木曜日21:00 – 21:54(JST)に放送時間を移動し現在に至っています。
麻生美代子さんは、
同番組内でのナレーターとしての仕事は
2008年4月の番組開始当初からで
今年の2018年3月22日まで10年間
ナレーションを務めていました。
放送開始当時で81歳。
番組内では、メインナレーションの他に
提供読みも担当。
しかし、昨年(2017年8月24日放送分)から
本編のナレーションは島本須美さんと分担して担当。
引用:Wikipedia
また番組のマスコット的存在の犬、
2017年9月の19代目豆助までは、
豆助の飼い主である老婆役も兼任していました。
しかし、ひっそりと麻生美代子さんは
番組を卒業していました。
最後の番組出演は2018年3月22日放送分。
放送終了後プロデューサーの庄田真人さん、
構成作家の伊藤正宏さんのTwitterより
麻生美代子さんの番組卒業が発表されました。
81歳で始めた新たな仕事、
卒業直前のナレーターの様子を
活舌が悪くて聞き取りずらいと指摘する人もいましたが
私は、『フネさんだ』と
唯一無二の存在の大きさに
心地よい声だという認識でした。
多少の活舌の悪さは、
麻生美代子さんのファンの間では
病気などではないか?と心配されたようですが
10年もの担当期間のうち、数回だけ
お休みしたことがあったようですが
ずっと勤め上げたのですから
本当に仕事に対する姿勢は尊敬いたします。
引用:Wikipedia
麻生美代子さんの後任は
前田吟さん、
島本須美さん、
あおい洋一郎さん
がそれぞれ役割分担で担当されています。
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フネ10年前に亡くした夫の元へ
麻生美代子さんのご主人は、
音響ディレクター左近允洋(さこんじょう・ひろし)さんでした。
残念ながら2008年に偽膜性腸炎で
亡くなっているようです。
享年76歳。
麻生美代子さんの方が、6歳年上のようです。
当時、『姉さん女房』は
大変珍しいでしょうから、どんな馴れ初めで
2人が出会い、結婚に至ったのか
気になりますね。
子供の有無なども気になりますが
情報を探すことが出来ませんでした。
いまは、10年前に亡くなった
夫の左近允洋(さこんじょう・ひろし)さんと
久しぶりに再会して、
楽しい会話をしているのでしょうか。
今週末のサザエさんも
既にフネ役は降板している麻生美代子さんですが
ちびまる子ちゃんのように
特別編成で、麻生美代子さんバージョンの
放送に差し替えたりするかもしれませんね。
麻生美代子さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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