【エリートの憂鬱】
24日夜に起こった、ネットウォッチャーで人気ブロガー
hagexさんこと岡本顕一郎さんが刺殺された事件で、
犯人の松本英光容疑者の経歴が分かってきました。
熊本県天草市出身の松本英光容疑者は、
九州で最高峰の国立大学、九州大学文学部出身の
エリートでした。
正社員としてラーメン店で働いていた男が
店を辞めた理由は?
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目次
松本英光,出身は熊本県天草市
Hagexを刺殺した松本英光容疑者、九州大学を卒業→ラーメン屋でアルバイト→正社員→無職(3年間) pic.twitter.com/alnTopRlYA
— netgeek (@netgeek_0915) 2018年6月26日
今一度、松本英光容疑者の経歴を確認してみましょう。
≪容疑者≫
名前:松本英光
別名義:低能先生
年齢:42歳
出身:熊本県天草市
住所:福岡市東区筥松(はこまつ)1丁目
学歴:九州大学文学部卒(専攻:イスラム文明)
職業:無職(2015年頃~)
職歴:ラーメン屋でアルバイトの後、正社員登用。
容疑:殺人と銃刀法違反容疑
松本英光容疑者は、
熊本県天草市の出身のようです。
人口78,000人ほどの熊本県の離島ですが、
熊本県内では、
熊本市、八代(やつしろ)市に次ぐ
3番目の人口を有するまち。
周囲は海に囲まれているため、
観光として訪れる旅行客も多く、
特に夏場は、イルカツアーも組まれることで
人気の観光エリアになります。
九州本土とは橋で繋がっていますが、
セスナ機も飛んでいますので
イルカツアーとセットでの
パッケージツアーもよく見かけます。
実家はこの天草にあるようです。
父親は、
「息子がインターネットに書き込みをしていたのは知らなかった。
人を殺すなんて……」
と驚きを隠せず、絶句。
この父親の住む天草市の実家を離れたのは
大学進学がきっかけだったようです。
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松本英光,大学は九州大学卒業エリートだった!
松本英光容疑者は、
学生時代の成績は常にトップクラス。
勉強だけのがり勉タイプではなかったようです。
中学はソフトテニス部
高校では剣道に熱中。
その一方で趣味は読書、
海外の小説も多く読んでいたようです。
大学の進学先に選んだのは、
九州の最高峰、九州大学。
学部は文学部でした。
いまは全学部の校舎が移転していますが、
数年前まで福岡市東区に大学の校舎がありました。
福岡市東区筥松(はこまつ)は
まさに九州大学(九大)のキャンパスのお膝元。
学生時代に住んでいたアパート/マンションに
そのまま住み続けていたのではないでしょうか。
気になるのは、
松本英光容疑者が選んだ
九州大学文学部の偏差値ですが、
73~76です。
hagex氏を殺害した松本英光容疑者、いつものように当初はデマが飛び回っていたが、現在無職ではあっても3年前は正社員として働いていて、九大卒のインテリらしい。だから人を「低能」と貶していたのか。インテリであるプライドと現在の状況がシンクロしないので、一種の自暴自棄だったのかもなあ。
— 池端 竜の介 (@kudan65) 2018年6月26日
引用:Twitter
松本英光容疑者が九州大学に現役で入学したのか
浪人したのかは分かりませんが、
特に報道が見当たらないので
おそらく現役で入学したのではないでしょうか。
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ラーメン店辞めネットオタクの日々,撃たれ弱いエリートの憂鬱!
今のところ報道されている
松本英光容疑者の職歴は
アルバイトから始めたラーメン店を
正社員に登用され勤務。
同じラーメン店に3年前まで働いていたようです。
福岡は、
ラーメン店の激戦区ですので、
働いていた店を特定するのは難しいですが、
おそらく東区筥松(はこまつ)近辺の
ラーメン店だったのではないでしょうか。
「職場が気に入った」
と話していたようですから、
人間関係や仕事内容など
合っていたのでしょう。
しかし、その気にいっていた
ラーメン店の職場を辞めた理由は何だったのか
気になりますね。
#松本英光 氏は42歳。15555日近辺。失職時が39歳。14444日です。出身は熊本。熊本地震からは800日。39歳、14444日は人生の折り返し点です。クリエイターの中には欝病を発症する人もいます。熊本地震に絡めて考えるともう少し別の側面が見えてくるかもしれません。
— 時刻館 (@zikokukan) 2018年6月26日
引用:Twitter
この3年間、
無職の生活を送っていたと考えると、
現在42歳の松本英光容疑者は
20年近く真面目に働いて貯蓄した
お金がそこそこあったと思われます。
現在の交友関係は明らかになっていませんが、
無職という状況、
そしてネットで「荒らし」と呼ばれる
誹謗中傷を繰り返し、
「低能先生」とまで呼ばれた男ですから、
引き籠りに近い形で
インターネットに明け暮れていたと思います。
しかし、「低能先生」と
ネット上で呼ばれた松本英光容疑者が
低能ではなく、高学歴であったことに
ギャップを感じずにいられません。
このことがエリートの憂鬱として、
犯行動機になったのではないでしょうか。
hagexさんこと岡本顕一郎さんや
他のネットユーザーに、
「低能先生」と呼ばれ、憤慨。
更に「ネット弁慶」
と罵られたたことで、殺意を抱き、
セミナー会場まで凶器を持参し、
心臓や肩などを貫通するほどの
凶行に及んだのではないでしょうか。
大学で同級生だった男性は
松本英光容疑者のことを
「地味で目立たず、真面目でおとなしい人だった。」
と話しています。
一連の犯行は認めていますが、
移送される時の松本英光容疑者に
悪びれた様子は一切感じません。
このことが今後の捜査にどう影響するのか
引き続き見守っていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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