6月9日夜、東海道新幹線「のぞみ」の12両目車両内で、
乗客3人がナタで襲撃された事件で小島一朗容疑者の
父親、母親、祖母、叔父ら家族への
責任の有無が注目されています。
自閉症スペクトラムだったと言われる小島一朗容疑者(22)。
病歴が責任逃れになるのか。
もしそうであれば、亡くなった梅田耕太郎さんや
負傷した2人の女性、そしてJR東海における損害賠償などは
家族である父親、母親、祖母、叔父らに責任が及ぶのか。
その金額は?
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目次
小島一朗,父親母親祖母ら家族の責任は?
6月9日東京発新大阪行き「のぞみ265」で
梅田耕太郎さんが殺害され、
女性2人が重傷を負った事件で、
殺人未遂容疑で現行犯逮捕された
小島一朗容疑者(22)の責任能力が
注目されています。
母親が、自閉症スペクトラムであったと
コメントしており、
小島一朗容疑者が障がい者手帳を持っていたとの
事実もあるようです。
しかし、自閉症スペクトラムは病歴ではなく
一種の個性。
苦手なこともありますが、
日常生活のほとんどのことにおいて
誰の手助けもなく行えます。
個人差は色々あると思いますが、
小島一朗容疑者の場合は、
勉強はオール5であったようですので、
学校の成績は問題なし。
むしろ優秀。
しかし、一部情報で
小学生のときにイジメに遭っていたとの情報も。
このことにより、対人関係や
他人とのコミュニケーションが
苦手な一面は否定できません。
この自閉症スペクトラム
という診断のせいか?
中学2年生の時より、
小島一朗容疑者は親元を離れています。
向かった先は、自立支援施設。
この自立支援施設は、
主に生活困窮者は入所するところのようです。
小島一朗容疑者が貧困であったという
情報は、いまのところ一切なく、
そして義務教育下の14歳。
なぜ親元を離れなければならなかったのでしょうか。
私の勝手なる見解ですが、
両親二人は、育児放棄したと
いわざるを得ないと思います。
小島一朗容疑者は1歳年上の姉がいるようですが、
彼女と両親の不仲説は
いまのところ、一切聞かれません。
おそらく姉は、自閉症スペクトラム
ではないと考えられます。
両親は、この姉と比べて、
小島一朗容疑者の育てにくさを
感じていたのではないでしょうか。
自閉症スペクトラムという診断が出ていたとしても
小島一朗容疑者は成人している22歳。
定時制高校を卒業後、
職業訓練校で資格も取得し、
短期間ではありますが、
埼玉県の機械修理工場
(上場企業のグループ企業という情報も)
にも勤務経験があります。
この会社にもわずか1年で退職した理由は
人間関係がうまくいかなかったからだといいます。
人間関係で退職するというのは
何も自閉症スペクトラムが全ての原因ではないと
私は思います。
人間関係が苦手な人は少なからずいますし、
その会社に酷い言いがかりをつける人間が
いたかもしれません。
弁護士の見解によると
今回の小島一朗容疑者の事件は、
「責任能力のある成人については、親権者などの法定の監督責任者はいませんので、基本的に、家族もその責任を負うということはありません。父親だろうと、養子縁組をしていた祖母だろうと、法律上の親子関係はあっても、親権者(監督責任者)ではありません。よって、道義的責任は別としても、法的な責任は生じないということになります」
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「無責任」は通用しない,損害賠償金額が気になる?
小島一朗容疑者の父親は、
「家族ではない」としながらも、
「インタビューに答えることが贖罪である」
という見解を示しています。
確かに、戸籍上は小島一朗容疑者と
家族ではないかもしれません。
(小島一朗容疑者21歳の時に、
実の父親、母親との戸籍を離脱。
母親方の祖母と養子縁組)
しかし、家族でないからと
無責任は通用するのでしょうか?
前述の弁護士の見解によると、
成人していることを鑑みて、
父親、母親、祖母に渡り、
責任追及されることはなさそうです。
しかしながら、社会的視点でみると、
小島一朗容疑者の年齢は関係なく、
実の父親、母親には
ある程度の社会的制裁は
逃れられないようですね。
おそらく父親は、会社に勤めているでしょうし、
その会社へも報道各社が押し寄せていることも
想像に易いです。
母親も勤め人であれば、
同じことがいえます。
祖母に関して言えば、
年金生活者のようですが、
連日の報道各社の取材攻勢で
疲弊しているでしょうし、
祖母と同居している
小島一朗容疑者の実母の兄、
叔父も何らかの日常的な生活の
不便さを感じているはずです。
小島一朗容疑者が、
このような凶悪犯罪を行った背景を
慎重に捜査してく必要はあるようですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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