大杉漣急死に見る演技派俳優の激務 死因は心筋梗塞というより過労死じゃないの?

66歳の演技派俳優大杉漣さんが急死されました。

レギュラー番組を持つ還暦超えの大物俳優。ドラマにバラエティにCMに大活躍でした。

現在「バイプレイヤーズ」で共演中の遠藤憲一(56)さん、田口トモロヲ(60)さん、

松重豊(55)さん、光石研(56)さんもそれぞれ名脇役として重用されています。

名脇役だけに、仕事過多でいわゆる過労死ではなかったのか?彼らが活躍する背景には

イケメンだけの大根役者は視聴率を持たず視聴者からの総スカンを食らっていること

起因していると思います。

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目次

急性心筋梗塞って?

「急性心筋梗塞」は、動脈硬化や高血圧、糟尿病といった既往症がある人に、

さまざまなストレスが引き金となって、心臓の冠動脈が詰まるために起こります。

気象条件もストレスになります。冬の寒い時期に急性心筋梗塞が多いのは、

気温の変化によって血管が縮み、血圧の急上昇を起こすためです。

こんな天気の日は「急性心筋梗塞」にご用心!
・曇りや雨の日
・風速5m以上の強風
・5度以下の寒い日

大杉漣さんの息子さん、大杉隼平さんによると、

大杉さんには持病や通院歴はなかったといいます。

では、当日の気温はどうだったのでしょうか。

ドラマ「バイプレイヤーズ」のロケ地は、


引用:http://xn--ddkf5a4b0cua7ha8553j4t5a.com/drama-by-players2018-location/

千葉県富津(ふっつ)市の民宿「錦海亭」(きんかいてい)だったようです。

都心からアクアライン経由で約1時間。そのアクセスの良さとは裏腹に素朴で穴場な雰囲気を醸し出す新舞子海岸。そんな海岸を目の前に建つ宿は流木や竹、貝がら等ローカルな素材で手作りしたテラスが目印です。季節や天気の良い日に食事処となるテラスでの食事は地元で獲れた新鮮な魚介や自家菜園で作った野菜を中心とした温かさが◎。そんなテラスで海風に吹かれてまったりとしていると“ここが千葉と思えない”非日常感覚を味わえます。

引用:http://www.futtsu-kanko.info/places/kinkaitei/

富津市八幡158

引用:グーグルマップ

当日の千葉の天気は曇りのち晴れ、最高気温は9.9度 最低気温は5.8度だったようです。

海沿いですので、少し体感気温は低く感じられたと思います。

しかも不調を訴えたのが深夜ですので、天気というより気温が大きく影響したのでしょうか。

21日当日は、ほとんど屋内の撮影で、一部屋外での撮影があったようです。

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大杉漣さんの激務ぶりは?

突然死の定義は、事故や自殺などではなく、

何らかの病気によって、発症から24時間以内に死亡した場合を指し、

大杉さんの場合は20日23時頃腹痛だと訴え、翌21日早朝4時頃に亡くなっています

まさに突然死ですね。

大杉漣さんのスケジュール(所属事務所公式HPより)

テレビ
NEW
2018年2月7日(水)21:54~
「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」(テレビ東京系)

テレビ
NEW
2018年2月23日(金)21:00~
「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」(テレビ東京系)
ゲスト出演

その他
2018年2月14日(水)発売
「TVstation」(ダイヤモンド社)2018年5号
『バイプレイヤーズ』SP座談会

舞台
2018年4月12日(木)~5月13日(日)上演
新国立劇場 開場20周年記念「1984 Nineteen Eighty-Four」小劇場
原作:ジョージ・オーウェル 作:ロバート・アイク ダンカン・マクミラン
翻訳:平川大作 演出:小川絵梨子
出演:井上芳雄 大杉 漣 ほか
チケット:会員先行販売期間: 2018年1月28日(日)10:00~2月14日(水)
一般発売日: 2018年2月18日(日)10:00

テレビ
2018年2月10日(土)22:59~
SUZUKI Presents「極上空間 小さなクルマ、大きな未来」(BS朝日)
本上まなみさんと房総半島をドライブしました!

最近のご活躍だけで、これだけあります。

(過去の作品などは大杉漣さんのWikipediaで御覧いただけます→リンク

舞台やドラマなどは、本番だけでなく、撮影時間や稽古時間も含まれますから、

スケジュールはパンパン、かなりの過密スケジュールだったのでは?

と推測されます。

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大杉漣さんが重用されるわけとは?

視聴率低迷が叫ばれ、テレビ離れが起きている昨今。

イケメンだけの時代は終わり、ドラマや映画も安心して見れる演技派俳優が

多用されている傾向がみられます。

主役として活躍する俳優さんもいれば、脇役として色んな人物を演じ分けられる

俳優さんは、本当によくお見かけします。

名前を知らない俳優さんでも、あの映画でも、このドラマでも、

と何回も連続で見ることもあります。

ドラマ「バイプレイヤーズ」に出演されていた

遠藤憲一(56)さん
田口トモロヲ(60)さん
松重豊(55)さん
光石研(56)さん

も大杉漣さん同様、色んな場面でお見かけしますし、

バラエティやトーク番組、CMへと活躍の場を広げています。

大杉漣さんは、300の顔を持つ男という別名があるようで、

チンピラ役から刑事役、時代劇から、オネエ役まで様々に演じ切っていらっしゃいます。

大杉漣さんは、個人的には「声だけで〇〇さんだ!」だと分かる数少ない俳優さんです。

大杉漣さんは下積み時代は舞台やピンク映画などで活躍しており、

大杉漣さんは、下積み時代はピンク映画出演していた意外な過去→リンク

オーディションを初めて受けたのは、北野武監督の「ソナチネ」(93年)でした。

たけし絶句、ナイナイや渡辺直美呆然→リンク

その時の様子を2000年48歳の時に出演した「徹子の部屋」で

このように振り返っています。

北野武監督の93年公開の映画「ソナチネ」のオーディションについて「一瞬だけ監督の武さんがいらして、ちらっと見ただけだったんですね。別に台詞を読んだり、芝居をやってみたり、全然なかったもんですから、これは落ちたんだなと思って」と回顧。「後で連絡頂いて、君で行くからって連絡頂いたんですよ。どうして僕なのかって武さんに聞いたことないですけど、目つきが悪かったり、海千山千でどこのもんだって感じがあったのか」と話していた。

引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180222-00000133-sph-ent

顔が良いだけの大根役者を主役に据える時代は終わりました。

主役級の俳優は、時代の流れによりどんどん淘汰され、

結局残ったのは、演技派俳優

加えてスタッフ受けが良い人間臭い性格の俳優

トーク番組やバラエティ番組、企業の顔CMに登場するなど、

多方面で大活躍しています。

アイドル出身やモデル出身の俳優さんに代わり、大杉漣さんのような実力俳優の時代です。

大杉漣さんの死因は急性心筋梗塞、

心筋梗塞は、ストレスなどが原因、

過労死ではなかったのか?

改めてご冥福をお祈り申し上げます。

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