札幌の発寒中央病院に勤務 理学療法士の男と作業療法士の木村安由光さんは先輩後輩関係
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1/18追記
熊倉容疑者は偽造工作
死亡推定時刻以降に木村さんのスマートフォンからメッセージが送信されていたことが17日、捜査関係者への取材で分かりました。札幌西署捜査本部は、殺人容疑で同日に逮捕した木村さんの元同僚の男が殺害後にスマホを操作し、木村さんの同僚宛にLINEでメッセージを送信。事件を隠そうとしたとみて慎重に調べています。
2016年11月、札幌市西区のマンションで当時23歳の作業療法士・木村安由光(きむら・あゆみ)さんが殺害された事件で、木村さんは、自宅の浴槽の中で体が水につかった状態で遺体で発見されました。
捜査本部は、同じ病院に勤務していた上司の男を逮捕しました。
逮捕されたのは札幌市北区の熊倉昭洋(くまくら・あきひろ)容疑者43歳です。
男は、当初第一発見者とされていました。
事件から1年たってからの逮捕。二人の間に何があったのでしょうか、詳細を追いました。
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事件詳細


熊倉容疑者は2016年11月4日の夜、西区のマンションでこの部屋に住む当時23歳の木村安由光さんの首を絞めるなどして殺害した疑いが持たれています。
熊倉容疑者は木村さんが勤めていた病院の上司で、木村さんを殺害する直前、自宅近くの飲食店で2人で食事をしていました。
当時、現場の部屋の玄関は鍵が開いた状態で、室内に争った跡や外から侵入された形跡もなかったため、捜査本部は顔見知りの犯行とみて捜査を進め、17日午前、熊倉容疑者の逮捕に踏み切りました。
引用:北海道放送(株)
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20歳差の職場の同僚、一緒に食事する仲とは?

引用:UHB北海道文化放送
木村安由光さんの年齢を考えると、まだ勤務歴は浅く、新人に近い状態だったのではないかと思われます。
一方、上司の男として報道されている熊倉昭洋容疑者は43歳。
木村さんとは20歳の年齢差があります。
お互い理学療法士、作業療法士として同じ病院に勤務し、上司部下の間柄であったようですので、
職場において接点も多かったと考えられます。
しかし、事件があった2016年11月4日の夜、熊倉容疑者と食事をしているようですし、
また木村さんは自宅マンションで殺害されているということは、部屋に熊倉容疑者が入ったことになります。
もし木村さんが家族と同居していれば、通常尋ねるのは遠慮するでしょうし、
一人暮らしであれば、より一層訪問者の侵入は、よほどのことがない限り警戒すると思われます。
※木村さんは一人暮らしだったようです。
食事をするような間柄ですので、仕事の延長とも考えられますが、
二人は友好的な関係性を保っていたのでしょうか。
食事のとき、お酒が入り、その酔った勢いで衝動的な犯行に及んだのか?
このあたりの動機や詳細は明らかになっておりませんので、これからの捜査で解明されていくようですね。
また、木村さんと同じ病院で上司として働いていたはずの熊倉容疑者ですが、
報道によりますと、現在は「職業不詳」となっています。
少なくとも、木村さんと一緒に勤めていた病院は退職しているようです。
退職理由が気になりますね。
その病院を調べてみましたが、
発寒中央病院のようです。
札幌市西区発寒(はっさむ)5条6丁目10-1

引用:Googleマップ
当院は、平成18年10月1日に療養病棟54床、一般障害入院病棟54床を併設いたしました。更にデイケアを併置し、介護にお困りの方々への対応をも図るとともに、 理学療法、作業療法のリハビリテーションにも力を入れ、又ボランティアによる「アニマルテラピー」をとり入れ、心身のリハビリテーションをも図る試みをいたしております。
引用:発寒中央病院理事長の挨拶文より
1/17追記:
事件前に男女が怒鳴り合う声を周辺住民が聞いていたことなどから、道警は交友関係を中心に捜査し、
遺体の第1発見者として通報していた熊倉容疑者が浮上。
熊倉容疑者は事件当時、木村さんが勤務していた同市西区の病院の理学療法士で、事件の2日後の11月6日午後、同僚と2人で木村さんのマンションを訪れ、「木村さんが浴槽で死亡している」と110番していた。
(これは事件翌日の11月5日に木村さんが無断欠勤したことを受けての行動だったようです)
関係者によると、木村さんは熊倉容疑者と親しかったといい、事件直前にも飲食店で一緒に食事する姿が目撃されていました。
この事件は、捜査が今後進むと思われますので、その行方を見守りたいと思います。
木村安由光さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
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