犯人は、複数の余罪がある『アポ電強盗』犯?
東京都江東区のマンションで
加藤邦子さん(80)が縛られた状態で
殺害されていた強盗殺人事件は、
新たな犯人像が浮かび上がってきました。
アポ電強盗とは?
犯人逮捕も間近?
加藤邦子さんの顔画像や家族、旦那や子供はいるの?
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目次
加藤邦子さん顔画像,夫,子供は?
東京都江東区で女性の遺体が見つかった事件。
当初、縛られた女性の遺体という報道だったので
若い女性が、恋人との恋愛感情のもつれなどで
殺害されたのかな?と思っていましたが
何と高齢女性だったというので驚きました。
しかも玄関の鍵は施錠されていたというので
犯人はどうやって部屋に侵入し
殺害動機は何だったのでしょうか?
事件をまとめました。
場所:東京都江東区東陽のマンション一室
被害者:加藤邦子さん(80)
犯人:不明(複数犯・3人組か?)
内容:現場で加藤邦子さん(80)が口や手足を粘着テープなどで巻かれ床にあおむけに倒れていた。
加藤邦子さんは、80歳。
この部屋に一人でお住まいだったようです。
第一発見者は、加藤邦子さん宅を訪れた
ケアマネージャーでした。
介護保険法に基づき、要介護者や要支援者、家族などの相談を受け、要介護者等が状態に応じた介護サービスを受けられるよう支援します。
さまざまな介護サービスの中から、その利用者に合う介護サービスを選択し、利用者や家族に提案して実行に導く、「介護のコーディネーター」とも言えます。
介護保険法では介護支援専門員といいますが、一般的には“ケアマネージャー”、“ケアマネ”などと呼ばれます。
引用:介護求人パーク
ケアマネージャーは、介護サービスの選択・実施のために、
サービス事業者などとの連絡調整を行い、
要介護者等のケアプラン(介護計画)を作成する業務を
担う仕事のようです。
80歳という年齢を考えると、
加藤邦子さんは、体調の不自由が
何かしらあったと考えられます。
いまは、こちらのマンションにお一人で
お住まいだったため
夫や子供と同居はしていなかったようですが、
加藤邦子さんの、結婚歴があったのかは不明です。
加藤邦子さんの顔画像はコチラです。
引用:朝日新聞
およそ10年前のお写真ですが、
とてもお若く見えますよね。
加藤邦子さんは、コーラスグループに
参加するなど社交的なところがあったようです。
犯人は、幅広い加藤邦子さんの交際関係の中に
いるのでしょうか?
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犯人動機は『アポ電』強盗?殺人は想定外?
犯人がまだ明らかになっていませんので
加藤邦子さんを殺害する動機が分かりませんが、
犯人らは、金銭目的は何だったのでしょうか。
加藤邦子さんの住んでいた江東区のマンションは
オートロック付のマンションではなかったようですが
防犯カメラは設置されていました。
加藤邦子さんのお住まいは3階。
ケアマネージャーが訪れた時は
鍵がかかっていない状態。
ケアマネージャーが加藤邦子さん宅を
訪問した約3時間前の午前11時ごろ、
マンションの防犯カメラには
全身黒ずくめで白のマスクをした男3人が
数分おきにマンション内に入っている様子が記録されており、
3人揃ってマンションから出ていったようです。
その間、僅か30分ほど。
加藤邦子さんがそんな短期間で
部屋に勝手に侵入され、
身動き取れない状態
(足は粘着テープで、手はラップのようなもの)
に縛られ、殺害されたのであれば、
犯人達は加藤邦子さんをはじめから狙っていて
綿密な計画を立てていたとように
思えますね。
事件発覚から3日経過しましたが、
警察は、東京都で多発している『アポ電』強盗との
関係性に注目しているようです。
息子を装って「会社のカネを使い込んでしまった。預金はどのくらいある?」「病気になったのでお金が必要」などと尋ねるなどし、その後、息子の知人などを装った詐欺グループの実行役が自宅を訪ねてくるといったパターンが多い。
1~2月には渋谷区で類似の事件が相次いで発生。
・1月11日未明
渋谷区初台の住宅に3人組が押し入り、90代の夫と80代の妻を縛ったうえ、現金約2千万円と宝石を奪って逃走。
・2月1日朝
渋谷区笹塚の住宅に3人組が押し入り、80代の夫と70代の妻を結束バンドで縛り、約400万円を奪って逃走。
加藤邦子さんのところにも
「アポ電(アポイントメント電話)」が
かかってきていたと知人が証言しています。
『アポ電』がかかってきたのは、2月中旬。
という不審な電話がかかってきたようです。
加藤邦子さんのマンションの防犯カメラに映っていた
怪しい3人組は、マンションを出ていったあと、
近くに止めていた灰色っぽい軽乗用車に乗り込み、
一方通行を逆走して走り去った様子を目撃されています。
車は所沢ナンバーで、
通行記録などから、神奈川方面に逃走したようです。
渋谷区の2件の『アポ電強盗』も
犯行手口が似ていることから
警察は同一犯人による犯行の可能性もあると
みているようです。
・3人組という人数
・押し入って手足を縛る手口な
・逃走に使われた車(渋谷区笹塚)
・車の通行記録
渋谷区の他の『アポ電強盗』と
加藤邦子さんの事件が大きく異なるのは
加藤邦子さんが死亡しているという点。
加藤邦子さんは粘着テープなどで手足を縛られており、
死因は窒息死。
首を圧迫されているような跡があったようです。
口も粘着テープがまかれていたようですから
大声を出すなどして
犯行を妨害することに怒った
犯人が静かにさせようと首に手をかけたのでしょうか。
渋谷区の『アポ電強盗』の被害者は
殺害されていませんので
犯人が同じなのであれば、
殺害は計画の想定外だったのでしょうか。
室内には棚や引き出しを物色した跡がありましたが
寝室に置いてある金庫は解錠されていませんでした。
しかし引き出しが開けっぱなし、
引き戸が外されたり
寝室の押し入れや天袋の扉が
外されたりするなど、
リビングや寝室など室内全体が
激しく物色されていましたが、
加藤邦子さんの自宅には、
・現金約130万円入りの封筒(本棚の引き出し)
・約20万円が入った札入れ
・2万円入りの財布(台所)
が残されていたようです。
犯人は、金銭目的ではなかったのか?
それとも現金を短時間で探すことが出来なかったのか?
ケアマネージャーが到着する時間を
犯人は知っていた可能性もあるので
長時間、加藤邦子さん宅に滞在することが
できなかったのではないでしょうか。
オレオレ詐欺など、高齢者を狙った複数の詐欺が
これまでにも多く問題視されていますが
『アポ電強盗』は詐欺ではなく強盗。
あらかじめ家にある現金の額を確かめる『アポ電』をし
狙いを定めたターゲット宅に押し入り、
住民を縛るなどの卑劣な手口です。
加藤邦子さん宅に押し入った犯人も
当初から強盗の標的とする『アポ電強盗』
だったのでしょうか。
最新の情報では、加藤邦子さんの
自宅インターホンが壊されていたことも分かっています。
他の2件の『アポ電強盗』でも
同様にインターホンが破壊されていた手口が
似ています。
警視庁は、警察官などを装って押し入った強盗グループが、
インターホンの録画記録を残さないよう破壊したとみているようです。
渋谷の事件では、
日頃から、多額の現金を自宅に保管していたと思われる
加藤邦子さん。
寝室の押し入れには40cm四方の据え置き型の金庫は
カバーがかかったままで開けようとした痕跡は確認されておらず、
室内んは150万円ほどの現金が見つかっていますが
それ以上に、他の場所に保管していた現金や
高価な金品などを犯人が持ち去った可能性があるようです。
犯人が早く捕まることを望みます。
【車】所沢ナンバー・グレーっぽい軽自動車
そして、加藤邦子さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
最後までお読みいただき有難うございます。
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