石橋和歩被告に懲役23年求刑!被害者家族の想いは『お父さんお母さんを返して!』
昨年6月5日、
神奈川県大井町の東名高速で
自営業で自動車整備士だった
萩山嘉久さん家族が乗る
ワゴン車が石橋和歩被告の
運転する車に「あおり運転」を受けた事件。
検察側は懲役23年を求刑に対し、
亡くなった
萩山嘉久さん、萩山友香さんの
家族は無念の思いだと思います。
2人の娘、
萩山嘉久さんの母親・萩山文子さん
萩山友香さんの父親は
どんな心境なのでしょうか。
現在26歳の石橋和歩被告は
49歳で出所する予定ということになります。
スポンサーリンク
石橋和歩被告の萩山嘉久さん・萩山友香さん一家への『あおり運転』事故経緯
『あおり運転』の被害者になった
萩山嘉久さんと萩山友香さん。
2人の尊い命が奪われてから1年半。
被害者家族は、どんな思いで
この裁判員裁判の日を迎えていたのでしょう。
被告となったのは
福岡県中間(なかま)市に住んでいた
無職の石橋和歩(いしばし・かずほ)被告。
当時は25歳でした。
(現在26歳)
昨年6月5日。
石橋和歩被告は愛知県名古屋市在住の
婚約中だった彼女とドライブをしていました。
一方、被害者となった
萩山嘉久(はぎやま・よしひさ)さん
(当時45歳)
萩山友香(はぎやま・ゆか)さん
(当時39歳)は、
お台場や東京ディズニーリゾートへ遊びに来ており
その帰路(静岡市清水区)に
向かっていたところでした。
2組の車が出会ったのは、
神奈川県大井町の東名高速、
大井PA(パーキングエリア)。
萩山嘉久さん家族は、
大井PAを出るところでした。
その出口付近の道路に
石橋和歩被告は車を停めて、
車外でタバコを吸っていました。
道が狭かったのでしょう。
萩山嘉久さんはワゴン車の2列目に
乗っていました。
運転していたのは、妻の
萩山友香さん。
そんな言葉をかけたという
萩山嘉久さん。
注意されたことに怒った石橋和歩被告は
萩山友香さんが運転する車を執拗に
追いかけます。
無理やり車間を縮めたり、
危険な割込みをしたり、
急に減速したり、、、
妨害行為は4回
そして、萩山さん家族の車の前に
割り込んだ後、
石橋和歩被告は車を停止させ、
萩山嘉久さん家族の乗った車も
停止させられたのです。
そこは、追い越し車線でした。
石橋和歩被告は、
萩山嘉久さん家族の車に近づき、
同乗していた彼女も車を降りてきました。
萩山嘉久さんが乗っていた
助手席後ろの2列目シートに
近づき、ドアを開けるように求め
萩山嘉久さんはドアを開けました。
中に、娘二人が乗っていたのが分かった
彼女は、
そう言ったそうです。
しかし、
そんな、石橋和歩被告の
言葉に、萩山さん嘉久さんの娘は
と思い、父親が外に引きづり出されないように
袖を握ったようです。
運転席に乗っていた萩山友香さんも
同じでした。
しかし、長女や次女が
覚えているのはそこまで。
2台の車が停止していたのは
2分間ほどだったといいますが、
そこは東名高速道路の右端の
追い越し車線。
高速道路の追い越し車線に
ハザードランプもつけずに
止まっている2台の車の横を
何台もの車が通り過ぎたと思われます。
停車して2分経った頃、
2台のトラックが追い越し車線を
走っていました。
2台目の車は、車間距離を
十分に取っていなかったようです。
1台目の車は、異変に気付き、
直前で車線を変更したようですが、
後続の2台目の車は、
と思ったその瞬間、
停車している萩山さん家族が
乗った車に気付きましたが
慌ててハンドルを切っても
事故を起こしてしまったようです。
スポンサーリンク
萩山嘉久さん娘訴えに懲役23年求刑!
この『あおり運転事故』の
最大焦点は、危険運転致死傷などが
適用になるかどうか。
危険運転致死傷の定義は
車を運転させている時に
適用するとあって、
遺族感情としては
『死刑にするべき』
と当然思います。
世論も同様に、2人の尊い命を奪い
そして残された子供(娘二人は)
まだ学生。
目の前で愛する父親や母親が
殺されたのです。
これは想像を絶する耐えがたい悲しみ
だったと思われます。
石橋和歩被告の弁護士は、
危険致死傷罪にはあたらないとし
無罪を主張していたので、
死刑か無罪か?という究極の2択に
なるように思われました。
石橋和歩被告の報じられる
これまでの態度は、
実況見分であくびを連発する態度、
裁判中の反省してないような姿勢、
私たち世論も、疑問に思うような
態度に見えました。
そして、石橋和歩被告は、
裁判中、
という驚きの証言もしています。
この事件/事故(『あおり運転』のこと)が
なければ、今頃彼女と幸せな家庭を
築いていたのに、、、という
恨み節のような意味合いにも
聞こえました。
これは、被害者家族の心情を
考えれば、到底許すことは出来ません。
萩山嘉久さん、萩山友香さんの
長女は
と心境を話しています。
検察側は論告で
とし、懲役23年を求刑しました。
スポンサーリンク
母親,友香さん父親も無念,判決は?
検察側の求刑に対し、
被害者側3人の意見陳述が
6日目の公判で行われ、
萩山嘉久さんの母親は
被告人は1年半どんな思いで生きてきたのか、人間らしい言葉で聞かせてほしい。でも、裁判で聞くことはできなかった
萩山友香さん父親(73)は
と述べています。
2人とも、大事な息子や娘を
奪われた被害者家族であるにも関わらず
非常に冷静で穏やかな口調であったことが
私はとても胸を打たれました。
私であればもっと強い言葉で
石橋和歩被告を非難したかもしれません。
ネットの声をご紹介します。
この事例があおり運転という行為の基準になるんだろうし。
今後、あおり運転は重罪という認識となるようにしてほしい。
じゃないと、被害者も残されたご家族もやりきれないでしょ。
出来ればそれまでに獄死でお願いします。
(引用:Yahoo!コメント)
危険運転致死傷罪の上限は懲役20年で、
石橋和歩被告は
器物損壊罪などでも起訴されているため、
最高で懲役30年まで
求めることが出来るようです。
判決は14日に言い渡されます。
無罪を予想し、彼女との結婚も
まだ頭の中にあるであろう
石橋和歩被告は
いまどう思っているのでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございます。
スポンサーリンク