茨城県警日立署は7日、高校の教員免許を持たずに県内の高校で講師として働いていたとして、
日立市田尻町2の元私立高講師、小境英子容疑者(67)を
偽造有印公文書行使と教育職員免許法違反の両容疑で逮捕しました。
県教育委員会が確認した範囲で、小境容疑者は約30年にわたり
無免許で県内の高校や中学校で英語などを教えていました。
スポンサーリンク
小境英子容疑者の顔画像やFacebookを調査
何のための教員免許なんでしょうか?
驚きのニュースが伝えられました。
無免許の状態で、およそ30年間教員として生徒を指導していた小境英子容疑者、
事件発覚は2016年12月に県内で免許を失効したままの教員が相次いで発覚したのを受け、
茨城県教育委員会が県内で勤務する教育職員の免許データを集めたところ、
小境容疑者のデータが誤っているのが見つかります。
照合するため免許状の授与証明書を提出するよう求めたところ、偽造の免許状が送られてきたといいます。
逮捕容疑は昨年4月1日~9月26日、広域通信・単位制の私立翔洋学園高(同市大みか町4)で、
高校の教員免許を持たないのに常勤講師として勤務。
また昨年8月28日に、偽造した中学校教員の普通免許状を県教委に郵送した疑いです。
気になる小境英子容疑者の顔画像とFacebookアカウントですが、残念ながら探すことは出来ませんでした。
これからテレビなどで取り上げられることがあるかもしれませんね。
スポンサーリンク
通信制高校 翔洋学園高校ってどんなとこ?
広域通信制・単位制高校 翔洋学園高校は、
校訓には自由・自主・自立を掲げており、
自ら鍛え、学び、高め、羽ばたく力を育てていけるよう、「自分育て」を生徒の目標にしています。
キャンパスは日立本校とネットキャンパスから選ぶことができます。
日立本校へのスクーリングをしながらの学習はもちろん、
全国の提携している学習センターへのスクーリングで高卒資格取得を目指していくことができます。
学習スタイルは基本的に在宅での自主学習、レポート提出で、
スクーリングの回数も年6回ですので、社会人やダブルワークなどをしながらでも、
無理なく通える設定にしてあるようです。
小境容疑者は、学校では、生徒が提出するリポートの採点や添削、英語を直接教えるなどの、
業務を担当しており、英会話にも問題は無かったといいます。
翔洋学園高校では、2004年4月からの勤務で、定年を超えてからも1年契約で任期延長をしていました。
学校法人翔洋学園によると、小境容疑者は昨年9月、問題が発覚して依願退職しました。
小境容疑者は同高の調査に対して、
「(偽造と)全然関わりは無い。きつねにつままれたような感じだ」と話し、
また、偽造免許については「原本を送った」と主張しているといいます。
食い違う茨城県教育委員会と小境容疑者の主張。
今後の行方が気になります。
スポンサーリンク