聴覚支援学校の生徒の列にショベルカーが突っ込むという前段未聞の大惨事。
ついに容疑者の男の勤務先が明らかになりました。
佐野拓哉容疑者の勤めていた建設会社は大阪府西成区の「小林建設工業」
小林建設工業の会社概要と、佐野拓哉容疑者は勤務に足る運転習熟レベルだったのか、調べてみました。
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目次
小林建設工業とはこんな会社だった!
小林建設工業
所在地:大阪府大阪市西成区北津守3-12-10
代表者:小林由典
大阪知事許可番号:27-084068号
法人番号指定年月日:2015.10.5
となっています。
まだ3年目の創立間もない会社のようです。

HPは、事件後削除された可能性もありますが、現在のところ見つかっておりませんので、
会社の規模、従業員数、社長の顔、社訓などは分かりません。
建設会社であれば、また特に下請けなどを主として、都道府県などの工事の一端を担う場合は、
HPの作成には力を入れると思います。
若い会社ですので、社長も若いことが想像できます。
HP無くとも、昔からのお客様とのご縁で業務遂行できるような老舗会社ではないので、
会社の顔であるHPには、創業と同時に取り組むと思います。
やはり、削除されたと考えられますね。
小林建設工業で検索すると、全国の小林建設工業がヒットします。
今回の事件で、全く関係のない小林建設は迷惑だろうなと想像致します。
2日に、佐野拓哉容疑者の勤務する大阪府西成区の「小林建設工業」や
関係先が業務上過失致死傷の疑いで家宅捜索されています。
関係書類を押収し、工事の安全管理状況などの確認を進むことで、
より一層当時の事故状況が明らかになると思います。
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佐野拓哉容疑者の勤務歴とショベルカーの運転習熟レベルとは?
送検される佐野容疑者
引用:MBSニュース
当時の佐野拓哉容疑者の業務内容が明らかになってきました。
ショベルカーは当時、現場交差点の東側で行われていた道路舗装工事で出たアスファルトのくずを、
西側に止まっていたダンプカーまで運んで載せる作業をしていたといいます。
この作業を複数回繰り返していた際の事故だということです。
驚くべきは、このショベルカーは小型特殊自動車にあたり、
佐野容疑者が持っていた普通免許で運転が可能だった
という点です。
ということは、私も同型のショベルカーが運転できるということです。
佐野拓哉容疑者は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と供述しており、
この供述が、付近の防犯カメラの映像と食い違っており、この点が明らかに焦点となっています。
警察は運転の習熟度も現在調べているようです。
佐野拓哉容疑者のこの小林建設工業での勤務歴は、若い会社ですので、創立と同時に入社したとしても、
3年弱の経験。
その前に同様の仕事をしていたのかは分かっていませんが、35歳という年齢で、
高齢ドライバーが起こしそうな「アクセルとブレーキの踏み間違い」を行うのかは
少し疑問が残ります。
もし経験が十分であれば、あとは当日の佐野拓哉容疑者の健康状態です。
2日、佐野容疑者の勤務する下請けの小林建設工業ではなく、
元請けの会社が、井出安優香(いで・あゆか)さんが通っていた大阪府立生野聴覚支援学校に謝罪に訪れています。
その際、記者のインタビューに答えた会社関係者は、
「体調が悪かったことはないと思う」
という主旨のコメントをしています。
建設会社ですので、安全管理は徹底して行われるはずです。
もしこれを怠って、社員が作業中に死亡するようなことがあれば、
所属する建設会社が営業中止になったり、工事がストップしたり、工期に遅れが生じたりと
負の連鎖が続きます。
このように考えれば、やはり普通運転免許でショベルカーが運転できた事実と
それを運転していた佐野拓哉容疑者の運転習熟レベルが浅かったのではないかと想像できます。

これは、事故の様子を図式化したものと、当日の現場の様子です。
これをみる限りは、生徒の体が当たったとかではなく、まさにショベルカーの下敷きになったと言えるような
イラストです。
井出安優香さんの他に、同事件では、同校小学部5年の児童2人(いずれも11歳)と
女性教員2人の計5人がはねられています。
小学生2人(男女1名ずつ)と教員1人は腰の骨を折る重傷、もう一人の教員も軽傷と報道されています。
工事に入るにあたり、近くに聴覚支援学校があるということは、重々承知したうえで、
特に登下校中の時間帯などの安全対策には気をつけていたと思われますが、
そこが徹底されていたのかとても気になります。
改めて、お怪我をされた皆様のご回復、
そして井出安優香さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
佐野拓哉容疑者の供述の食い違いが防犯カメラで明らかに!
信号無視で赤信号で突っ込んだ?→リンク
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