めぐみ幼稚園の謝罪、当初は男児母の訴えに耳貸さず?
12/31追記
兵庫・尼崎市の認定こども園で、2歳の園児にけがをさせたとして、担任の女が逮捕された事件で、園側は、保護者の指摘を受けながら、防犯カメラの映像をしっかりと確認せず、暴行と認識していなかったことがわかった。
逮捕された尼崎市の認定こども園「めぐみ幼稚園」の教師・岡田 恵美子容疑者(41)は12月27日、およそ2時間にわたり、2歳の男の子の頬をたたくなど、けがをさせた疑いが持たれている。
警察の調べに対し、岡田容疑者は「上着を片づけなかったので、指導の一環として殴った」と容疑を認めている。
園側は、保護者からの指摘を受け、防犯カメラ映像を確認したが、当初は5分程度しかチェックせず、暴行とは認識していなかった。
その後、29日に保護者同席のもと映像を再確認し、岡田容疑者が暴行を加える様子を知ったと話している。
園側は「行き過ぎた指導だった」と謝罪している。
出典:フジテレビ
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認定こども園での悲劇、園は指導の一環と主張
尼崎市での悲しいニュースです。
認定こども園の41歳の教諭、岡田恵美子容疑者が 同園に通う2歳児男児に押し倒したり叩くなどのケガをさせたことで
逮捕されました。
この男児の母親が、頬にアザがあることを発見したことで、明るみになりました。
同じ世代の子供を持つ身としては大変気になるニュースです。
詳細を調べてみました。
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詳細

出典:フジテレビ
兵庫県尼崎市の認定こども園で教諭の女が2歳の男の子に対し2時間近く暴行を加え、ケガをさせた疑いで逮捕されました。
逮捕された認定こども園「めぐみ幼稚園」の教諭・岡田恵美子容疑者(41)は、今月27日、この園に通う2歳の男の子を押し倒したり、頬を両手で叩いたりしてけがをさせた疑いがもたれています。
男の子は2時間近く暴行を受け全治2週間のケガを負っています。
男の子の母親が顔にアザがあるのを見つけ、警察が防犯カメラの映像を確認したところ、岡田容疑者の犯行が映っていたということです。
岡田容疑者は2歳児クラスの担任でした。
【子供が園に通っていた保護者】
「子供に対する言葉遣いとか少し悪くても許される雰囲気もあったのかなと思います」
岡田容疑者は「指導の一環として殴った」と容疑を認めています。
引用:関西テレビ
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認定こども園は危険なところなのか?
認定こども園について調べてみました。
内閣府によると、認定こども園とは
教育・保育を一体的に行う施設で、いわば幼稚園と保育所の両方の良さを併せ持っている施設です。
以下の機能を備え、認定基準を満たす施設は、都道府県等から認定を受けることが出来ます。
う~ん。
これを見ただけではよくわかりません。
そもそも聞きなれない認定こども園とは、2006年にスタートしたものであり、政府が待機児童解消のために
法制化したようです。
簡単に言えば、幼稚園と保育園のイイトコどり!と目論んでいたいたようですが、実際に動き出している
認定こども園にはデメリットもあるようです。
そちらを調べてみました。
認定こども園は、待機児童問題で悩む保育園側とその一方で少子化問題で苦しむ幼稚園側の
ちょうど中間地点という認識でよいようです。
これは「働くママ」が増えたことで、該当年齢の子供が幼稚園ではなく保育園を選択することで
この格差が生まれてきているのですね。
そもそも保育園と幼稚園の違いとは何でしょうか?
保育園と幼稚園では、管轄や法律が違います。
保育園は厚生労働省の管轄で「児童福祉施設」、保育士は国家資格です。
幼稚園は文部科学省の管轄で「教育施設」という区分で、教諭免許が必要です。
保育園は0歳から利用できる児童福祉施設、一方幼稚園は3歳からの教育施設なんです。
「児童福祉施設」と「教育施設」と聞くと、
保育園の方が手厚くみてくれそうで、
幼稚園の方がしっかり勉強面でのサポートをしてくれそう、という印象があるかもしれません。
このイイトコどりを「認定こども園」が担っているというわけです。
ですが、それぞれ違う資格を持っている保育士と幼稚園教諭、
指導方法の違いが、同じ認定こども園の中で生まれているようです。
また保護者側にもデメリットが。
運動会やお遊戯会など、保育園でも幼稚園でも多くの行事が予定されいると思いますが、
それが認定こども園で開催されると、比較的専業主婦が多いとされる幼稚園ママにしわ寄せが多くなり
役員や父母会など平日昼間にはフルタイムの仕事をしているであろう保育園ママには
声がかからない。頼みづらいといったこともあります。
これが同じ幼稚園ママや保育園ママだけだと
じゃんけんやくじで、公平に決めることが出来るでしょうね。
幼稚園ママにもパートや在宅などで働いている人はおり
そうしたママからは
「どうしてあの人は来ないのに私たちだけ手伝いをするのか」という活動レベルの格差は、
保護者間のギクシャクにも繋がりかねません。
もちろん保育園ママの方にも、休みがとりづらく役員や父母会だけではなく、
運動会やお遊戯会すら行くことができないなんてお悩みもきっとあるでしょう。
ほんとは互いに理解しながら友好関係を築いていってほしいというのが政府の狙いなのでしょうが
現実レベルでは難しいようです。
いままで幼稚園だったところが、認定こども園になったなんていう話も聞きます。
認定こども園だから危険、保育園だから、幼稚園だから安心というのではなく、
子供の適正や、ママのお仕事状況、おじいちゃんおばあちゃんなどいざという時に
代わりにお迎えに行ってくれるなどのサポートがどれだけあるかなど
未就学児の進路は慎重に選ばなければならないですね。
気になる家族構成ですが
既婚か未婚、家族に関する情報はいまのところ出てきていません。
いずれにしろ、岡田恵美子容疑者は度を過ぎた叩くはいけませんね。
しっかり罪を償ってほしいです。
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