久留米看護師保険金殺人事件から20年、吉田純子は3人を隷属していた!
『黒い看護婦』の書籍化にもなった
惨殺事件
引用:Amazon
2016年に死刑執行済、主犯格吉田純子は
生い立ちが壮絶で貧しかった
勝気でわがまま、そんな女に
聖マリア看護師学校の同級生は
どうして旦那を差し出したのか?
吉田純子と同性愛だったのは誰?
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吉田純子,久留米看護師連続保険金殺人事件とは?
生い立ちは貧乏だった?
福岡県久留米(くるめ)市と言えば、
チェッカーズを輩出した福岡県の有名な場所。
その久留米を舞台に20年前、
看護師学校で同級生だった4人が
一人の女の強欲のために
愛する夫を差し出す事件が起きました。
一体、どんな事件だったのでしょうか。
久留米市にある聖マリア看護専門学校で同級生だった
引用:Twitter
吉田純子元死刑囚
堤美由紀被告
石井ヒト美被告
池上和子被告
は、吉田純子容疑者に呼び寄せられ、
金を稼ぐ計画を告げられるのです。
それが保険金殺人事件。
平成10年1月24日
池上和子被告の旦那である平田栄治さんに
睡眠薬の入ったビールを飲ませて熟睡させ
静脈に空気を注射し殺害したのです。
この殺人計画は成功し、
保険会社に疑われることなく、
保険金3,500万円を受け取るのです。
あっさりと高額な金額を受け取れたことで、
4人はまた吉田純子元死刑囚の指示の下、
同様の方法で、今度は石井ヒト美被告の
旦那にターゲットを定めます。
計画には酒が必要でした。
急性アルコール中毒に見せかけ、
チューブを使って胃に直接酒を流しこんだのです。
これも保険金不正受給に成功。
4人は総額3,300万円を受け取るのです。
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吉田純子,子供は娘で3人,夫とは別居
事件の主犯格とされる吉田純子とは
どんな人物なのでしょうか。
生年月日:1959年7月10日
没年齢:56歳
出身地:福岡県山門郡三橋町 (現 柳川市)
出身小学校:柳河小学校
出身中学:柳河中学校
出身高校:私立佐賀女子高校衛生看護科
最終学歴:聖マリア看護専門学校
吉田純子の父親は自衛官
母親は専業主婦でした。
時期は不明ですが父親は自衛隊を除隊後、自営業に転身。
自動車整備工場を営みます。
専業主婦だった母親も家計の足しになるようにと
パートをしていたようです。
しかし、経営は困難を極め、
一家は火の車だったと言います。
吉田純子には4歳年下の弟がおり、二人兄弟。
この弟がとても勉強が出来る優秀な子供だったようで、
両親から溺愛されます。
そんな弟を羨んだからでしょうか。
一方で吉田純子は性格に難あり。
両親の言いつけを素直に聞くことができない
手のかかる子供だったようです。
弟を溺愛する一方、
両親は吉田純子の育児に悩みます。
行き着いたしつけ方法が、体罰でした。
持って生まれた性格は徐々に歪んでいきます。
高校生の時、吉田純子は
友達が妊娠したと嘘をつき、
同級生達から中 絶 費用をカンパする詐欺行為を行います。
学校がこのことを重く受け止め、吉田純子は2ヶ月の停学処分を受けます。
高校を無事に卒業できなかったのか、
この事件が影響したようで、
吉田純子は正看護師ではなく准看護師の資格しか
取得できなかったと言われています。
卒業後は一旦就職しますが、改めて
看護専門学校(聖マリア看護専門学校)に通い、
正看護師の資格を取得します。
この時に、共犯の
堤美由紀
石井ヒト美
池上和子
らと出会うのです。
看護師学校時代は仲が良かった4人組でしたが、
それぞれに結婚し、出産し、育児をする中で
疎遠になっていました。
吉田純子といえば、同じく
結婚して3人の子供に恵まれます。
3人とも娘で、
長女:紀子さん(1983年生まれ 35歳)
二女:エリさん(1987年 31歳)
三女:さやかさん(1989年 29歳)
のようです。
適齢期の娘さんたち、
おそらくそれぞれ結婚して苗字を変えているでしょうね。
吉田純子ですが、お金に苦労した
貧乏な幼少期を過ごしたためか、
お金に関しては強欲で
『男は裏切るけど、金は裏切らない』
と話していたと言います。
結婚した夫(旦那)は吉田純子の実家と違って
資産家の生まれだったのでしょうか。
吉田純子は、結婚後遺産相続目的で
旦那の祖母の養子になったのです。
それだけでは飽き足らず、
吉田純子38歳の時、
長らく疎遠だった看護師学校時代の友人3人を
呼び出すのです。
吉田純子は、同級生だった
池上和子
石井ヒト美
の旦那の殺害は計画しますが
自分の旦那はどうしたのでしょうか?
吉田純子の旦那は、吉田純子とは別居中で
逮捕されるまでの間には、
殺害していないようです。
自分の旦那には手を下さず、
他人の旦那を狙ったのです。
また吉田純子被告は
久留米市内の高級マンションの最上階に
自分と娘3人と暮らしていました。
別居中の夫とは別に住んでいましたが、
夫にローンを組ませ、
不正入手した保険金などで
悠々自適で裕福な生活を送っていたようです。
他の3人は、家族と離し、
吉田純子と同じマンションの3階の
一室、3LDKに一緒に住まわせます。
3人には、吉田純子の娘の世話も
命じていたようです。
この頃には、主従関係が完全に成立しており、
3人は、吉田純子の事を
『吉田様』と呼ばされていたと言います。
次第にマインドコントロールが深くなっていくのです。
また、吉田純子は、
裏切られることを極端に恐れていたと思われます。
3人それぞれの弱みを掌握し、
吉田純子から逃げられないようにコントロール
していたようです。
中でも、堤美由紀とは
恋愛関係にあったと言われています。
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吉田純子、死刑執行の時に暴れた?
事件が明るみになったのは平成13年8月
池上和子被告の旦那である平田栄治さん殺害してから
約3年半経っていました。
自分の夫を吉田純子の強欲のために
殺害してしまったと後悔の念に苦しんでいた
石井ヒト美は警察に自首をします。
この石井ヒト美の自供から警察は捜査を開始。
平成14年4月28日、
主犯格の吉田純子
堤美由紀
池上和子
石井ヒト美
を逮捕。
逮捕後の取り調べにおいて、
平成12年5月に
堤美由紀の母親の住む自宅に不法侵入をし
注射で眠らせた上、
首を絞め、保険金をだまし取ろうとした
未遂事件も明らかになりました。
全て保険金に絡む事件。
その総額は、2億円になるようです。
吉田純子には、死刑判決が言い渡され、
2016年3月26日に死刑執行されています。
その際に吉田純子が暴れたという情報がありますが、
確実な情報ではないようです。
今夜放送の『実録!マサカの衝撃事件』でこの
久留米看護師連続保険金殺人事件が放送されるようです。
事件から20年経っても記憶に残っている
残忍な殺人事件、
吉田純子死刑囚の伝えられていない生い立ちや
家族模様、夫や子供との関係、
父親、母親、弟のいま現在、
そして共犯者3人はいま現在何をしているか?
が気になります。
最後までお読みいただき有難うございます。
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