28日大阪府泉佐野市の施錠されていない住宅で死亡しているのが見つかった82歳と60歳の親子について、
長男が病死、その後一人になった母親が凍死したとみられることがわかりました。
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母息子の二人きりの生活、息子に頼りきりの母だったのか
二人の死亡が発見されたのは、1月28日。
知人が訪ねてきたことによる発見でした。
自宅玄関は施錠されておらず、また玄関で仰向けに倒れていたという一報から2日。
最初は他殺の原因も考えられた事件の一報はこんな風だった→リンク
二人の死因が明らかになりました。
長男の萬ヶ谷安弘(まがたに・やすひろ)さんは60歳。
いつ頃からか、また原因はは分かっていませんが、足の骨を骨折しており寝たきりに。
そのことが影響して肺の血管が詰まり、1月22日頃に死亡推定。
母親の萬ヶ谷トメノ(まがたに・とめの)さんは、息子の安弘さんの介護を受けていたとみられており、
命の綱だった、息子を悲劇で失ったことで、身動きがとれなくなったのでしょうか。
死因は凍死とされています。
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暖房費は倹約か、持たずか、事故防止のため使わずか
夏場はクーラー病を嫌い、エアコンを持っていても使わず、熱中症になり亡くなるという老齢の死亡事故が
頻繁に起こります。
冬場の暖房器具も使い方次第で、大変な事態を巻き起こします。
最近特に問題視されているのが電気ストーブ。
正しく使っているつもりでも、ヒートショック予防のため脱衣所で火事を起こしたり、
電気ストーブが招く悲劇。良かれと思ったヒートショック予防で火事。幼い2人に命が奪われた!
→リンク
こたつで火事なんていう事件もありました。
二人が倹約して暖房器具を控えめに使っていたのか、または持っていなかったのか、
それともこのような事故を起こさないためにそもそも使用していなかったのかは、分かりません。
しかしながら、
母親の萬ヶ谷トメノさん(82)は、寝たきりで介護が必要な状態だったようですから、
頻繁にエアコンのスイッチ、もしくは電気ストーブや石油ストーブなどのオン・オフが
一人ではできない状態だったのかもしれません。
そのような身の回りのお世話全般を、息子の安弘さんに任せっきりだったのであれば、
突然の不幸で、病死してしまっては、トメノさんとしては、助けを呼ぶ事すらも出来なかったでしょうね。
お二人は悲しいことに、亡くなってから発見されていますが、知人が訪ねてこなければ、
もっともっと発見が遅れていたと思います。
お二人の死因を聞くと、ますます悲しいニュースだと心が痛みます。
萬ヶ谷トメノさん・萬ヶ谷安弘さん親子のご冥福を心よりお祈りいたします。
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